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クリストファーノーラン監督が好き!

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団 団長こと鳥辺康則です。

敬老の日にクリストファーノーラン監督の最新作「ダンケルク」を映画館で観てきました。

ノーラン監督作は「メメント」以来大好きになり、ほぼ全ての作品を見ています。
「メメント」はストーリーを終わりから始まり、時系列を逆向きに映し出していくと言う斬新な形式をとっておりぶったまげました。

あまり知られてませんが、ノーラン監督のデビュー作は実を言うと「フォローイング」と言う白黒映画なのです。この作品も時系列が複雑で、最初はどうなっているのかわからないのですが、後半になってくるとパズルのピースがはまるような快感が味わえる作品です。

ノーラン監督作は見終わった後に独自な余韻を残します。決してハリウッド映画的なハッピーエンドではない作品が多いですが、作品はすでにシリアスでBGMやアクションなど極力控えめなのが特徴であり、人間心理を探求した作風は唯一無二とも言えます。

特に脚本への執念はすごいです。台詞一つ一つ練りに練り込む徹底性が凄いことで有名な監督です。

今回の「ダンケルク」は初の実話を基にした作品です。イギリス出身のノーラン監督にしてみればまさに小さい頃から聴いてきたあの第二次世界大戦下で起きた「ダンケルク」の救出劇の物語なのです。

とにかくリアリティーを追求する監督なので、作品の中では有名人は使わずに数千人のティーンをオーディションし起用したとのことです。

ノーラン監督作品は、熱狂的ファンからの熱い支持を受ける一方で、うるさ型のシネフィル(取り扱い注意系)からは酷評を得る傾向があるのも事実です。

常に賛否両論が渦巻くのがノーラン作品といえます。

しかし興行収入的にはほぼ最近の作品は大ヒットしております。
ハリウッド資本の映画業界の中でヒット作を監督し続ける事はいかに難しいかと思います。

たとえば「シックスセンス」が大ヒットして一躍有名となったM・ナイト・シャラマン監督もなかなかその後ヒット作に恵まれず苦戦したのが事実です。
第二のSteven Spielbergと言われてちやほやされたのにハリウッドは本当にヒット作を作らなければすぐに干される厳しい社会です。

「ダイハード2」「クリフハンガー」などの監督で有名なレニー・ハーリンも然りです。

「ロボコップ」「氷の微笑」の監督で有名なポール・ヴァーホーヴェンも同じです。

そんな商業主義のハリウッドの中でノーラン監督はヒット作を創り続けています。

これは一貫してノーラン監督が描いている独自の世界観が貫き通されてる証拠だと思います。

賛否両論でいいんです!万人に受ける作品を最初から作ろうと思っていないところがいいです。
好きなやつは見ればいいし!嫌いなやつははみなければいい!

現代はすべての人に受け入れられる「商品」「サービス」「会社」等は無いのです!

好き嫌いがはっきりしている商品やサービスの方が支持される時代なのです。

唯一無二の「個性」が大切で尊重される時代です。

これは美容室経営にも当てはまります。老若男女全ての方々から愛される美容室的な「ファミリーサロン」は苦戦をしているのも事実です。

明確にどの層のどんなお客様に来て欲しいのか?がはっきりしているサロンは強みになると思います。

もう一度繰り返しますが、すべての方に好かれる美容室は存在致しません。

ノーラン監督のように絶対的唯一無二の個性を出し、好きなやつだけ見にくればいい!と言う考え方が本当に評価される時代だと思います。

よかったら映画館で「ダンケルク」を見てみてください。

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