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低価格戦略の限界を感じる

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団
団長こと鳥辺康則です。

昨日私の大好きなラーメンチェーン店「幸楽苑」の52店舗が閉店すると言うニュースが流れてきました。

ラーメン一杯390円と低価格路線のパイオニアとして全国32の都道府県に店舗拡大していた「幸楽苑」に何が起きたのか!

52店舗の閉店は全店舗のおよそ1割にあたる数です。

長く続いたデフレの中で低価格のラーメンを売りに店舗店数を増やし続けた「幸楽苑」ですが、人手不足による人件費の上昇や原材料の値上がりによって採算が悪化していると言うことです。

それだけの理由であれば価格を30円ほどあげればいいと私は思ったのですが、その背後には幸楽苑ホールディングスは外食大手のペッパーフードサービスと契約を結び、不採算店の 一部をステーキ店の「いきなり!ステーキ」に転換することをすでに発表しています。

低価格路線で安売りを売りにして伸びてきた企業に数十円あげると言う決断はできなかったのでしょうか?

低価格路線を売りにするお店はどの業界にもあります。

例えば居酒屋業界で言うと、東京都内を中心に首都圏で展開する「立呑み 晩杯屋」です。

アクティブソースが運営する居酒屋チェーン店ですが、現在34店舗を展開しており、一部は着席型になっているが、最大の特徴は立ち飲み業態であることです。

その「晩杯屋」が「丸亀製麺」を運営するトリドールホールディングスのグループに入ったと言うニュースは記憶に新しいと思います。

早期に晩杯屋の国内500店体制を目指すと発表しています。

「小規模であっても出店できることから立地の選択幅は多く、従来の運営業態では出店できなかった場所でも出店可能なことが多いため、これまで開拓してきた候補地の情報を有効活用することが期待できる」
と発表しています。

これを聞くと将来性があるみたいに聞こえますが、やはり慢性的な人材不足、原材料の高騰化などは避けられない課題になってくると思います。

立ち飲み居酒屋は2008年9月に起こったリーマンショック後の不況期に増えた業態でもあり、 1人でも気軽に立ち寄れ、1,000円札1枚でもベロベロに酔えることから「センベロ」と表現するほどの低価格帯店です。

私もよく「晩杯屋」には行きますが、店員さんの90%以上は外国の方です。
また最近できている店舗はオーダーはiPadにてセルフオーダーするシステムになっており、慢性的な人材不足をカバーするための工夫もされています。

しかし、美容業界も含めて慢性的な人材不足や時流に合わなくなっている流れは解決できません。

やはり今の時代は(特に個人店)は圧倒的な「独自化」を確立してコアなファンを沢山持った店が強いです。

そこには低価格や安売りと文字は無く、「あなたから買いたい!」と思わせる何があるからです。

是非一緒に独自化を目指しましょう(^◇^)

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