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映画 「ザ・サークル」を観て感じること

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団
団長こと鳥辺康則です。

昨日 楽しみにしていた映画「ザ・サークル」を観てきました。

世界一のシェアを誇る巨大SNS企業「サークル」。
誰もが憧れるこの一流IT企業に勤めることになった新人メイは、ある事件をきっかけにカリスマ経営者ベイリーの目に留まり、新サービスの実験モデルに抜擢される。

サークルが開発した超小型カメラを使って自分の私生活24時間をネット上に公開したメイは、瞬く間に1000万人を超えるフォロワーを獲得し、アイドル的存在になっている。
だが、そこには思わぬ悲劇が待ち受けていた・・・・

おおまかなストーリーはこのようなものです。

街のレストランに行けばインスタ映えするメニューを選び、自宅に戻ると政治家や芸能人のTwitter発信がニュースとなって流れている。

1日の終わりにFacebook「いいね」の数を確認しそれから眠りにつく。

「人からどう見られたいか」をいつも考え、自分の情報発信することは既に私たちの日常の1部となっています。

この映画を見た一般の方々や映画評論家の方々からは、 「SNSに対してやはり距離をおくべきだ!」「昨今のSNS ブームは行き過ぎだ! 」「だからSNSが怖い!」の SNSに対しての反動的なバッシングみたいな書き込みが多いですか、私は全くそうは思いません。

SNSは道具であり、目的が明確でありはっきりとしたあなたの意思表示があるのであればでもすばらしい道具になります。

問えば包丁1本とっても、使い方によっては料理に使える素晴らしい道具になりますか、目的や使い方を間違うと人を傷つける道具にもなります。

自動車1つもそうです。目的、意図によって正しく使えばすばらしい道具ですが、間違えた人を傷つける道具になります。

実際主人公演じたエマワトソンはインタビューの中でこのように答えています。

「 SNSは大好きよ。SNSができることの可能性はたくさんあるもの。だけど、間違った使い方をすると、とても危険なものになる。だからこのテクノロジーを私たちが利用していると言うことを、常に心に留めておかなければいけないわ。テクノロジーが私たちを利用しているのではなくね。」

また一方でSNSを中心に現代社会が動いていることに危機を感じているエマは、「全てにおいて、インターネットはものすごい力を持っているからこそ、もっと管理するシステムが必要だと思う。私たちの自由を奪うためではなく、私たちを守るために」と語っています。

原作は米作家デイブ・エガーズより2013年に発表された小説「ザ・サークル」です。

SNSによって実現する、全てが可視化された監視社会の恐怖をブラック・ユーモアを交えて描き、ソーシャルコミニケーションに依存する現代社会に警笛を鳴らす内容が話題となった本です。

この本は皮肉にもSNSの拡販によってベストセラーになりました。

見る人によって様々な感想があると思いますが、私はどんな道具でも使う人の意図、目的よって良いものにも、悪いものにもなると思っています。

映画評論家的な評価は低いですが、ぜひともみて間違いない映画だと思います。

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