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「来る」を観て結局一番怖いのは人間だと思う

先日ある方と話をしていてこのような会話がなされましたw

「怖い映画は好きではないが・・・」

「観てしまう(笑)」

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

矛盾をしている内容なのですが実は多くの方々が同じような意見を持っているのです

先日映画館で見た中島哲也監督の最新作「来る」は怖い映画なのですが多くの方々が映画館に行き大ヒットしています

この映画の面白いところは、なんといっても単純なホラー映画ではないことです

前半はドラマ、中盤はミステリー、後半は目に見えない恐怖が襲うホラー映画と言う構成になっています

結局「来る」と言って、具体的に何が「来た」のか最後までわかりませんw

僕らは小さい頃からいろいろな例えで親から恐怖を植え付けられます

「嘘をつくと閻魔様に舌を抜かれる」

「食べ物を残すと、もったいないお化けがやってくる」

「親の言うことを聞かないとお化けにさらわれる」など・・・・

すべては子供教育のための話だと思いますが、子供ながらにどこか信じていて怖かったことを思い出します

現代の日本人の多くは心に闇を抱えていると思います


この映画では、幽霊と言っていいのか怨念と言っていいのかわかりませんが、肉体を持たない霊的なものに命を奪われると言う物語です

久保中島監督が1番描きたかったのは「怖くて、面白いのは結局人間だと言う事」ですw

どんな人にも表と裏があって、どちらが本当の自分がわからないと言うことがあると思うのです

どちらの自分も本当の自分と言っていいかもしれません

優しそうに見える人が心に悪意を抱いていたり、逆にいつもは自分勝手な人間がふとした瞬間に他人のために身を投げ出したりします

誰もが思い当たる人間の不可解さと凶悪な怨念が混じり合って1つのドラマになっているんです

ほとんどの人が持っている光と闇の世界が光をしてるのが人間ということです

僕が1番怖いと思ったのは、一見イクメンパパで同僚からも信頼の熱い人間が、実は全く妻の子育てや家事を手伝うことなく自分の世界に浸って喜んでいる姿でした

まわりからは誰もが羨ましがられる家庭像なのですが、実は家庭はバラバラで歪みがあり闇に心が支配されているのです

怖い〜と心底思いました

なぜならばこのような家庭の人って意外に多いんではないかと思ったからです

我が家だったら妻に殺されてしまいます(笑)

つまり、家族に無関心な男、自分を押し殺し子供のために生きる妻、どうでもいいやさぐれの男だが子供へのトラウマがある男、姉に憧れ霊能者になった自虐的な女など実際にそんな人いっぱいいるよなと思うような人間が設定されているのです

昔は大家族でお互い協力し合いながらしか生きていけない貧しい時期もありましたw

しかし豊かになった今の日本は、各家族で他人に興味を持たずに自分さえよければ良いと言う利己的な部分が増えたように思います

私の妻は日本人ではありませんが、東南アジアに行くと家族の結束は絶対なのです

家族や兄弟のためであればどんなに苦労してでも頑張れるし、命を落としてでも守ろうとするのです

昔の日本もそうだったように思います

しかし今の日本人はほとんどの人がストレスと心の闇を抱え病んでいると思います

だからこそ架空の主人公の設定なのですが、このような人が自分の周りにもいると言う風な共感を得ると思うのです

絶対にこれは映画館で観て欲しいです(^◇^)

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