美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です
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自動販売機やコンビニで手軽に買える清涼飲料水の「エナジードリンク」ですが、含まれるカフェインによる中毒性が子供たちに問題となり様々な国で規制の取り組みが始まっております
エナジードリンクの販売のあり方については、世界保健機関(WHO)欧州事務局が2014年、小児・青少年へのエナジードリンク販売の規制を提唱しており、すでに取り組みを始めた国もあります

甘くて美味しいエナジードリンクですが、特に中学生や高校生の中では1日複数本飲む方々に異変が起きているのも事実です
一体何が起きてるんだでしょうか?
カフェインや人工甘味料などの悪影響
国内のエナジードリンク販売額は2007年からの10年でおよそ34倍に伸びているのが事実です
- 飲んだら受験勉強に集中できる
- 飲んだら運動能力が上がる
- 飲んだら元気になってパワーがつく
- 飲んだら息苦しさを紛らすことができる
- 飲んだら生きづらさを紛らすことができる
など、様々な効果的イメージが広がり販売実績が伸びているのが分かります
アンケート結果によると、エナジードリンクを習慣的に飲んでる子供は、中学で24.4%、ここでは48.4%でした
エナジードリンクを頻繁に飲むようになった子供が急に包丁持って暴れ始めたり、性格が変わったみたいに暴れまわったりすると言う事例が後をたちません
「頭が痛い」「死にたい」などと頻繁に言うようになったと言うことです
興奮状態やいらつき、頭痛、頻脈、頻呼吸、胸痛などを訴える子供たちが増えていると言うことです
事実エナジードリンクを過剰に飲むことによって病院へ救急搬送された人も増え続けています
一般的には含まれるカフェインの量が問題だと言われています
しかし、私はカフェインだけではなく人工甘味料、添加物等の問題も大いに関係あると思います
子供とってタバコやお酒は危険だと誰もが思うのでしょうが、カフェインや食品添加物はもっと危険だと言うことを承知してほしいのです
米国では、2011年にメリーランド州の14歳の少女が24時間で700ml入りの「モンスターエナジー」二本(カフェイン計480mg)を摂取して死亡しております
検死よって死因は「カフェインの毒性による不整脈」とされ訴訟が起きました
救急外来で受診したエナジードリンク関連の患者数は、2011年で2万人超です!
2005年のおよそ14倍に増えているのが事実です
1日に換算すると50人以上が救急外来で病院を訪れたことになりました
世界では規制が始まるのに日本では?
リトアニアは2014年、未成年(18歳未満)へのエナジードリンクの販売を禁止、未成年に販売したものは罰金が課せられることになりました
エジプトでは2014年、エナジードリンクの広告が全面的に禁止されるとともに、教育スポーツ関連施設でのエナジードリンク販売が禁止されました
米国では2013年、米国医師会が20歳未満へのエナジードリンク販売禁止を呼びかける動きが高まっています
イギリスでも未成年への販売見所検討し始めています
そもそもイギリスでは高カフェインのエナジードリンクには「子供には推奨されない」との表示が義務付けられていて、大手スーパーは既に16歳未満へのエナジードリンクの販売を自粛しています
国の規制がかからないにしても、販売して危険性があると言うものを大手スーパーが自ら販売自粛すると言う事は当たり前のことなのです
日本では絶対にないですよね!
カナダ保健省は2010年、13歳上の青少年や政治について1日体重1kgあたり2.5mg以上のカフェインを摂取しないよう注意喚起を行っています
12歳以下に関してはさらにカフェインの摂取量を低く設定し注意喚起を行っています
では日本ではどうなのでしょうか?
日本では独自の基準値を設けず、農林水産省や内閣府の食品安全委員会が、カナダのこの数値を引用して「過剰摂取には注意が必要」と示しているだけなのです!
全く真剣に取り組んでないと言っても過言ではありません
いったい何人の子供たちが死に至ったり、異常行動起こしたら真剣に取り上げてくれるのでしょうか?
カフェインは、薬理学的には覚せい剤と同じ気分を高揚させるアッパー系ドラックの1種だとされています
依存性がある無いに関しては様々な議論がされていますが、単に物質の薬理作用だけではなく飲む方の精神的な作用にも影響与えていると思われます
大人は自分の責任で飲む飲まないよ決めたら良いと思いますが、子供にこの危険性をしっかり伝えなきゃいけないのは私たちの責任だと思います
健康リスクや精神的リスクが伴うことを知らない子供たちが、おいしいからと言う理由でエナジードリンクを1日何本も飲むような事態がなくなるようにしたいと思います
皆さんも身の回りの子供たちでエナジードリンクを飲んでいる子がいたら少しだけ声をかけていただきリスクのことを話し合ってほしいと切に願います
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