神の領域に踏み込む遺伝子編集に思うこと
全国ではインフルエンザが猛威をふるい42都道府県で警報レベルが発令されています
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
インフルエンザのピークはこれからのシーズンですのでぜひ体温を上げて免疫力を高めましょう
昨年11月に世界に激震が走ったニュースが報道されました
それは、中国の南方科技大学のホー・チェンコイ教授がヒトゲノムに手を加え、HIVに耐性を持つ双子の女の子を誕生させたと発表したのです
いずれは誰かが、この神の領域に踏み込んでくると思っていましたが、やっぱりそれを1番最初に行ったのが中国でした
これに対しては国内外から避難が殺到し政府が研究の中止を命じたらしいです
正直この報道を聞いたときに2つのことを思いました
1つは「ゲノム編集の技術はここまで来たのか〜凄い!」
2つ目は「とうとう神の領域に踏み込んだのか〜」です
世界的にはゲノムを編集して人間を作り出す事は禁止する方向に行っています
しかし、ゲノムを編集して先天的な病気を克服する技術は進んでるのです
デザイナーズベビーが生まれる日も近いのか
新技術「クリスパー・キャスナイン(CRISPR-Cas9)」と呼ばれる遺伝子編集技術が生まれてから世界ではゲノム編集が加速しています
クリスパーは、いわばハサミでDNAを切り貼りする技術のことです
この技術を使い2017年にはアメリカの研究チームが、心臓疾患の原因遺伝子の変異を修復したことが発表されています
クリスパーを使えば、あらゆる生命体の遺伝情報において、DNAの断片を選択的に変更したり、遺伝子を無効化したり、遺伝子の突然変異を修正したりできるということです
これを正しく医療に用いるのであれば将来的には様々な先天性疾患の遺伝子突然変異を修正できたりすると思います
しかし、人間は欲どうしい生き物だと思うのです
この技術を悪く用いるのであれば様々なDNAを切ったり貼ったりすることによりデザイナーズベイビーが誕生するのです
精子または卵子のドナーのリストから好みの人種や身長、体重、学歴、身体能力などを選び自由自在な赤ちゃんを誕生させることができるのです
DNAの「ツマミ食い」によるデザイナーズベイビーの誕生を防ぐ明確なガイドラインは存在しないのです
私は最終的には人間の欲望が暴走しそのような赤ちゃんが誕生してくると思っています
倫理面やモラルの問題からも決してあってはならないことだと思いますが、時代はそのレベルまで来ていると言うことです
神の領域に踏み込み好き嫌いで誕生してくる赤ちゃんは一体どのように成長していくのでしょうか?
最終的にゲノム編集は人間の良心の呵責に委ねられていると思っています
好きや嫌い、損や得などで世界は今動いています
そうではなく「善」なのか「悪」なのかで物事を決める判断基準を持ちたいと思っています
ゲノム編集技術は人間の想いにより、善にもなれば悪にもなると言うことです
私たち人間の根本にある潜在意識の根源は愛だと思っています
愛で捉えて、愛により思いを発信していってほしいと願っています
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