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「エイス・グレード世界でいちばんクールな私へ」を観て感じたことw

全米で公開時は上映された映画館がたった4館だけだったのが、SNSで火がつき3週間後には1084館まで上映拡大された映画です

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

なぜこの映画を観ようと思ったかといいますと、 2つ理由があります

1つ目は、長女が主人公と同じ年齢になり反抗期とも重なりコミュニケーションするのが難しくなってきているからです

いわゆるジェネレーション Zと言われる世代の子たちは、デジタル社会の中に生まれ物心ついた時からスマートフォンやiPadが普通に存在する世代です

ジェネレーションZわかりやすく表現してるコラムがあったのでよかったら読んでください

https://newspass.jp/a/efoyr

SNSを通じてコミニケーションを取り、自分を表現する子供たち

僕らの頃と感覚が違うのでこの映画を見て学びたかったんです

もう一つはSNSでつながっている私の周りの方々が絶賛していたからです

基本的に私はホラー映画やアクション映画しか見ません

しかし最近はSNS等でつながっている方々の感想などを参考にし作品を選ぶことも多くなってます

今回のこの作品は絶対に見た方がいいと勧められていたので決意しました

実際に観てみての感想とは?

「自分らしさ」を見つける少女の成長ストーリーだと思いました


この映画は、単純な青春ストーリーでもなければ、爽快な青春ラブストーリーでもありません

Gen Zとも言われるジェネレーション Zの世代の子供たちが何に悩み、どんなことを思い、どこに自分の居場所を置いているのかを痛烈に描き出している作品です

劇中でパパと夕食をとりながらスマホで音楽を聴き会話のない食卓が映し出されます

ウチの夕食の光景そのものだと思いましたw

上2人の娘たちはそれぞれにスマホを持っており、金曜日の夕食時には自分の見たい動画や音楽を聴きながら耳をヘッドホンで塞ぎ食事をしています

金曜日の夜から日曜日の夕方までスマホを解禁してるのです

だからそのシーンが出てきたら思わず笑ってしまいました

あるある!我が家と同じw

会話を楽しみながら食事をすると言う雰囲気は我が家にはありません

親によってはそれを厳しく罰するところもあれば、ルールを作る家庭もあると思います

生まれた時からスマホが存在して、SNSが水のような存在と同じような世界に住んでいる世代です

家族内での会話はありますが、多くの連絡のやりとりはSNSです

僕はそれがダメだとは思っていません

自分を表現したり、承認してもらったり、成長させてくれる部分もあるからです

うちの子供たちも僕らの頃と違って、他人と同じようになろうとはしません

自分は自分でいい!

ただし、劇中の主人公ケイラの様に承認欲求は強いのです

SNSの中でも誰もが偽りの自分を作ることができます

自分をクールに見せかけたり、幸せそうに見せかけることも簡単です

しかしその反面、本当の自分とは?自分らしさとは?そんなことをこの映画の中で痛烈に見せかけています

見ていて胸が締め付けられるような苦しさがありながら主人公ケイラにエールを送っている自分がいました

「いいね!」の数が私の価値じゃない

クールじゃなくても私らしく生きていく

僕が一番好きなシーンは、お父さんとの焚き火のシーンです

不器用ながら一生懸命ケイラとコミニケーションを取ろうとしているお父さん

そのケイラがやっと自分の気持ちをオープンにしてくれる大切なシーンです

涙がボロボロ出てきました

その時のお父さんの言葉は、「僕は君のことを君が物心つく前から知っている、自分が思ってるより君は強いし、何の心配もしていないよ」

本心をさらけ出した娘に素直にこのような言葉をかけられるのか?

自分の事と重なって泣いてしまいました

とかく親が子供たちに将来こんな風になってほしいと願望を抱いてしまいがちです

しかしそのことが子供たちにとって本当に幸せに導くことになるでしょうか?

自分らしく、心地良い方向に向かって自由に羽ばたける世代だと思います

そんなことを強く感じさせてくれる映画でした(^◇^)



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