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「パディントン2」を観て感じること

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団長こと鳥辺康則です。

先日子供たちと一緒に映画「パディントン2」を観てきました。子供映画だと思い馬鹿にしてたのですが、最後は涙を流しながら感動しました(笑)

礼儀正しい英国紳士の熊「パディントン」による冒険劇なのですが、最後に感じた事は人間「素直」が1番大切だということです。

素直に物事を見て、素直に感じて、素直に発信する。その素直さこそが現代人に1番欠けているものなのではないでしょうか?

パディントンはもちろんフィクションですが、現代の人間に通じる大切なものを映画の中で教えてくれていると思います。

原作はマイケル・ボンドのロングセラー児童小説「くまのパディントン」です。昨年6月27日残念ながら91歳でお亡くなりになりました。パディントンは40カ国以上に翻訳され、世界で3500万部以上販売された人気の絵本です。アニメや映画にもなり一気に世界で認知されるようになりました。

ボンドさんがパディントンを生み出すきっかけになったのは、1956年のクリスマスイブに出会ったくまのぬいぐるみでした。お店に売れ残っていたくまのぬいぐるみをかわいそうに思い妻へのプレゼントとして購入したのです。

当時ロンドンのパディントン駅の近くに住んでいたため、ぬいぐるみを「パディントン」と名付けたのです。

その後、そのぬいぐるみを主人公にしたお話を書き始めて、1958年に最初のパディントンシリーズが出版されました。

ボンド氏はかつてこのようなことを言われてました。

「私は読書が大好きでした。そういった意味では孤独を愛する子供でした。いつも作家としての心を持っていたと思います。私は決して1人ではありませんでした。自分が作ったキャラクターが一緒に住んでいます。道を歩いてる時に、パディントンに道でばったりあったとしても驚きはしないでしょう。パディントンは私にとって実在のキャラクターのように感じられる存在ですから」

なんと素直な人なんだ!と感動いたします。フィクションであるパディントンを本当に実在と心から信じてたのはボンドさんだけかもしれません。

今回観た「パディントン2」はなんと、アメリカ大手映画批評家サイトで世界最高評価獲得をしたのです。

1人として否定的な批評が出ないまま、過去最高の記録を打ち立てた「トイ・ストーリー2」を越して1位になったのです。

日本ではなかなかなじみのないパディントンですが世界では多くの方々に愛されているとてつもない存在なんだとつくづく感じました。

松下幸之助氏も「素直な心」が成功の要と言っております。

「自然の立法に従うならば、もともと人間には進歩発展する本質が与えられている。言葉を変えて言えば、平和、幸福、繁栄を実現する力が与えられている。」

「それがうまくいかんと言うのは、とらわれるからや。素直でないからや。だとすれば、素直でないといかん、と。素直な心こそが人間を幸せにし、また人類に繁栄と平和と幸福をもたらすものであると私はそう考えたんや」

松下幸之助氏が言う素直な心とは、人の言うことに何でもハイハイと答えると言うことを言っているのではありません。無邪気な心のことでもなければ、幼児の心の事でもありません。それだけでは本当の素直ではないと言うことです。

「本当の素直とは、自然の理法に対して、すなわち本来の正しさに対して素直であると言うことなのです。」

好きか嫌いかではなく、善か悪かで物事を判断し物事を成し遂げるということです。

今回パディントンの映画を見ながら本当に素直な心が大切だということを学びました。

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