「若おかみは小学生!」の映画から学ぶこととは?
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です
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子供向けの可愛いストーリーの映画だと思って観ると見事に裏切られる映画です
シリーズ累計発行部数300万部を誇る「講談社 青い鳥文庫」の人気シリーズだとのことですw
もともとはその文庫も知らずに映画に行きたくなったのです
理由は3つです
1つ目は、私の娘がちょうど主人公と同じ12歳になり、この映画から何かを感じて欲しかったからです
2つ目は、私の大好きな温泉、温泉街が舞台の映画だったからです
3つ目が、SNSを通じて私が信頼している仲間たちがこの映画を絶賛していたからです
つながりの経済の中で私は信用しているSNSで繋がってる同じ趣味の仲間から勧められる映画を見るように心がけています
今回は子供たちが観たがって連れて行ったのではありません
私がこの映画を子供たちに見てほしいと思い映画館に行ってきました
そしてその感想は・・・
別れで始まり、別れで終わる切ない映画でした
簡単なストーリーは・・・
小学6年生のおっこは交通事故で両親をなくし、おばあちゃんが経営する花の湯温泉の旅館「春の屋」で若女将執行することになります
旅館に昔から住み着いている幽霊のウリ坊や、美陽、子鬼の鈴鬼たちに励まされながら、持ち前の明るさと頑張りでお客様をもてなしていくのです
様々なお客様と出会い、触れ合うにつれ、旅館の仕事の素晴らしさに気づき少しずつ自信をつけて心も元気になっていくおっこ
しかし・・・何かの運命のいたずらなのかおっこにとってとても心が痛む出来事が起きるのです
ストーリー自体はシンプルなもので難しくはありません
私がびっくりしたのはこの映画には悪役と言うものが登場しないのです
ライバルである大旅館の跡取り娘「ピンふり」が登場しますが、彼女も悪モノでは無いのです
高飛車に見えて生意気なお嬢様が、実は人一倍努力かで勉強熱心、実家の旅館はもちろん温泉街の将来まで見据えているしっかり者だと感じた時は一気に好きになりました
交通事故で両親を亡くしたおっこですが、持ち前の明るさと本当に素直な心で旅館に来るお客様に一生懸命接する姿に涙が溢れてきます
「お客様にとにかく喜んでいただきたい」
その一心の気持ちがおっこちゃんにはあり、そのためには自分は二の次!
今の時代自分が、自分がと自己中心的な人が多い中でおっこちゃんのピュアな考えや姿勢は多くの大人も見習うべきものがあると思います
映画の中でも描かれている「春の屋」旅館でのおもてなしは本当に感銘を受けます
旅館は衣食住を全て非日常的に提供するところだと思っています
マニュアルだけの対応だけではなく、お客様の心を汲み取りきめ細かいおもてなしをすることが今の時代は少なくなってるように感じます
なぜならばそのお客様の気持ちを汲み取るためには感受性がとても大切だと思うのです
その感受性を磨くことが少なくなっているように感じます
お客さまひとりひとり同じ人はいません
だからこそ大きな旅館ではできない一人一人への気遣いや心づもりが大事だと思うのです
劇中の大好きな言葉があります
「花の湯温泉は神さまから授かったもの!だからこそ花の湯温泉は誰も拒まない。どんな人でも受け入れる」
全ての人を受け入れて癒してくれる
コレがラストにかけて重要な意味を持つのです
「春の屋」旅館のモデルになったのが京都の老舗旅館「美山荘」と言われています
実際映画を観終わった後に、本当に「美山荘」へ行きたくなりました
この映画のもう一つのポイントは、おっこにしか見えない幽霊たちだと思います
子供の頃にしか感じられない感受性やピュアな想い
私も小さい頃は様々なものを感じやすく、見えやすい子供でした
しかし大人になるにつれ思考が感情よりも優先され、いつしか感じる力や見えるものが見えなくなってきました
それを成長と言うのかもしれませんね
しかし、子供の頃に感じたことや見えた風景は絶対に大切なものだと思います
そして、おっこにも幽霊たちとのお別れが来るのです
それは大人になっていく成長の過程かもしれません
感性を磨き、感受性を豊かにして、子供のころに感じたことを大切にしていきたい!
そんなことを学ばさせてくれた素晴らしい映画でした(^◇^)
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
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》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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