あなたは鉄道派or航空派?
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団 団長こと鳥辺康則です。
仕事柄よく出張に出るのですが、その時いつも迷うのが「新幹線を使う」もしくは「飛行機を使う」と言う選択です。
結果から言うと私は飛行機を選びます(安いから)が、昔から鉄道と航空の間には「4時間の壁」と言う言葉があるのご存知ですか?
「4時間の壁」とは、新幹線など鉄道を使って4時間以内で行けるようになると、鉄道が航空路線に比べて優位に立つと言う話なのです。
東海道新幹線を例にとるとわかりやすいです。
東京駅から4時間以内の岡山までは圧倒的に新幹線のシェアが高く、東京-広島では新幹線と航空路線のシェアが拮抗し、博多へは飛行機のシェアが高くなっております。
新幹線の登場で航空業界は大きな影響を受けました。
上越新幹線の登場で羽田ー新潟線は無くなりました。
東北新幹線の登場で羽田ー仙台・花巻線は無くなりました。
しかし今異変がおきています。
2015年3月に北陸新幹線、2016年3月には北海道新幹線が開業しましたが、ともに競合する航空路線の廃止には至りませんでした。
北陸新幹線を利用した場合、東京ー金沢間は最速2時間28分で行くことができます。
しかしその最速の新幹線「かがやき」は 1時間に2本しか走っておらず、ほとんどが「はくたか」というたくさんの駅に停車する新幹線なんです。
さらに新幹線の料金が何しろ高い!
ましてや長野から糸魚川までの区間を始めとして携帯電話がつながらない区間が多いのです。
今では飛行機内でもWi-Fiが繋がるサービスをしているJALさんもありますのでこれは致命的だと思います。
北海道新幹線も東京から新函館北斗駅まで最速列車でも4時間2分かかるため、「4時間の壁」の言葉通り航空会社が優位になっております。
なぜこのようなことをブログに書くかといいますと、最近山梨県の方々とお話をさしてもらうと、必ずリニアモーターカーの話になります。
2027年に開業予定のリニア中央新幹線は、品川ー名古屋間を 40分で結びます。
大阪まで全線開業すると品川ー大阪間は67分で結ばれます。
航空会社から見たらある意味脅威なのです。
ANA、JALともに1時間に一本を運行する羽田ー伊丹のドル箱路線に大きく影響与えるといわれております。
お世話になっている「美容業界」も何かの登場によって脅かされる日がこないとも限りません。
外国人労働の美容師が増えたり、24時間オープンの格安店が生まれたり、そもそも美容室に行かなくて良いようなホームケアの充実が整ったりしたら、美容室と言う価値はどのように保ってば良い良いのでしょうか?
あなたがANA 、 JALの社長であればどのような対策を考えますか?
絶対に変化しない業界などありえないのです。常に5年先10年先のビジョンを持ち、変化に対応できる知識を蓄えるのが大切だと思います。
「SNSで集客! 」 言うと笑う人もいるかもしれませんが、変化に対応できない美容室はは必ず後退します。
2017年8月22日に東京の上野にて「簡単! コスト0円SNS集客勉強会」を開催しますので、ぜひすべての美容師さんは参加してください。
時代は1秒も止まらずに変化し続けています。
共に学ばさせてください!よろしくお願いいたします。
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
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》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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