いつまでも今のビジネスモデルが続くとは限らない
昨日びっくりするニュースが飛び込んできました
それは米「テスラ」が営業店を廃止しネット販売に特化すると言うことでした
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
イローン・マスクCEOが率いる電気自動車の人気メーカー「テスラ」が販売店(ディーラー網)がなくても顧客の支持が得られる自信があると言うことなのです
純粋に高額の車を売るのに販売店がなくて大丈夫なの?と思ってしまいます
販売店を閉鎖しネット販売に移行することで約6%のコストを削減できるそうです
その分人気車種「モデル3」を値下げすると発表しました
販売ディーラーを通さずに直販に大きく舵を切ったのはコスト以外に、企画・開発から生産・販売・サポートに至るサプライチェーンの一体化が考えられます
つまり、販売ディーラーが増えると現場の顧客動向を直接把握しにくくなると言うことをマスクCEOが嫌ったと言うことです
しかし、販売ディーラーがなくなると顧客が試乗しにくくなるのではないか?と思ってしまいますが、実際にはその辺の対策も考えられているそうです
その対策とは、購入後の返品を可能にすると言う新ルールです
購入から7日以内であれば、返品を受け付けてくれて支払った代金を全額払い戻してくれると言うことです
納車や整備点検はすべて工場で賄うと言うことで、車を買った顧客は工場まで取りに来ると言うことなのです
実際根強いファンは1日でも早くテスラの車が乗りたいのでわざわざ工場に車を取りに来ると言うことなのです
連日工場には行列ができていると言うことです
アマゾンの登場によって全ての小売店は今までのビジネスモデルが通用しなくなった
アマゾンが誕生したのは1994年のことです
わずか25年で全世界の全ての小売店の常識を覆してしまいました
アマゾン・エフェクト(アマゾン効果)で実際数々の大手量販店が倒産に追い込まれてます
2011年には書店チェーン店「ボーダーズ」が破綻
2017年高級スーパー「ホールフーズ・マーケット」が買収
おもちゃ小売最大手「トイザラス」が破綻
2018年百貨店大手の「シアーズ」が破綻・・・
アマゾンが扱う品目は2000万点を超えます
しかも、物流や食品販売、映像コンテンツ、クラウドホスティング、ゲーム、AIスピーカー、オンライン薬局など多岐にわたり事業を拡大させている
小売店がECに飲み込まれた!というだけの話ではありません
実際にアマゾンも実店舗の可能性を重視しており、食品チェーン店「ホールフーズ・マーケット」を買収し、アマゾンのサービス拠点にしています
もちろんアマゾン一強と言われる中でも、業績を伸ばしている店舗チェーンもあります
日本でもお馴染みの会員制小売大手の「コストコ」や専門的な技術を持っている社員を多数抱えるホームセンター大手の「ホーム・デポ」です
独自の価値を打ち出しファンを増やしています(^◇^)
しかし、実際は多くの小売店では今までとは状況が一変している
いつまでアマゾンの快進撃は続くのでしょうか?
実際CEOのジェフ・ベゾスはアマゾンの「倒産する日」を語っている
20世紀の初頭に、今のアマゾンと同じようなにアメリカの消費文化を支配していたのは小売店大手の「シアーズ」でした
立派なカタログと、全米各地に商品を送り届ける能力で当時は「エブリシング・ストア(なんでもそろう店)」でした
その後の数十年で新しいビジネスモデルを持つライバルが次々と登場して、シアーズの影はだんだんと薄くなっていきました
そして昨年破綻に追い込まれたのです
ジェフ・ベゾスは従業員に向かって倒産する日を話します
アマゾンは「大き過ぎて潰せない会社では無い!」
「いずれアマゾンも力尽き、倒産するだろう。大企業の寿命はせいぜい30年くらいだ。100年を超えて続くことは無い。」
世界一の時価総額を抱えるアマゾンのCEOですら、時代の変化の中での危機感を持っている
では、我々はどれくらい危機感を持っているのだろうか?
本当に考えさせられます(^◇^)
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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