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お母さんの「母乳」を通して多くのものが子供に引き継がれます

哺乳類のゆえんは文字通り「乳を提供して育てる」ところにあるといわれます

最近の研究により、母乳には栄養素以外に様々なものが含まれているとわかりました

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

栄養供給のためであれば乳(母乳)である必要はなく、実は様々なことがいまだに解明されてないのです

米ハーバード大学の生物学者ケイティー・ハインド氏の研究結果によると、母乳は赤ちゃんの状態に合わせてカスタマイズされてることがわかりました

暑い時期には飲みやすいよう水分が多めの母乳になります

健康状態によって成分が変わることもあります

男の子の場合には、母乳に脂質・タンパク質が多く含まれます

女の子の場合には母乳そのものの量が多く出るのです

母乳は飲ませるるだけでなく、点鼻することで炎症を鎮めてくれたり、点眼や皮膚に塗ることで痒みを抑えてくれたり傷の治りを早くしてくれたりする効果もあります

へ〜ですよね(^◇^)

しかし、この母乳は様々な化学物質によって汚染されることがわかっています

特にヘアカラーをするとダイレクトに母乳に変化が現れます

最近では産後にヘアカラーをする女性や母乳を子供に与えない女性も増えていると聞きます

しかし本当に母乳の役割がわかれば、絶対に不用意な化学物質に触れないようにして積極的に赤ちゃんに与えるべきだと私は思います

つまり、母乳を通して多くのものが赤ちゃんに与えられているのです

いまだに解明されてない驚くべき母乳の役割がある


・数百万の生細胞

免疫を高める白血球だけでなく、臓器の発達と治癒を促する幹細胞が赤ちゃんに移行されます

・1000種類以上のタンパク質

赤ちゃんの成長と発達を助け、免疫系を活性化させ、脳内のニューロンを発達させて保護するものが移行されます

・免疫グロブリン

5つの基本抗体がすべて含まれているものが移行されます

・40種類以上の酵素

鉄分吸収を助けるだけではなく消化器系と免疫系をサポートするものが移行されます

・多彩なホルモン

感情ややる気などを起動させ、発達・進化させるべき遺伝子部分の変異を促進するものが移行されます

・1400種類以上のマイクロRNA

遺伝子発現を調整し、疾患の進行予防または止めるのを助けるものが移行されます

・700種以上の細菌

ブドウ球菌、連鎖球菌、乳酸連鎖球菌といった乳酸菌を始めとする、生きた細菌が700種以上含まれ、その地域の食性に応じた腸内細菌を引き継ぎます

これは分かっているもののほんの1部です

赤ちゃんは、体内では母親の免疫に守られていますが、産み落とされた後は自らが免疫系を発達させる必要があるのです

その免疫に関わるものがすべて母乳を通じて赤ちゃんへ移行されます

遺伝子発現のカギを握る駆動物質やマイクロRNAなども母乳を通して移行されます

哺乳類とりわけ人類の能力は、もともとのDNAによらず、産後の成長促進力によって大きく変わっていくのです

母乳はその能力促進剤であるのです

最近の若い女性は胸の形が変わるので母乳を与えるのを嫌がると聞いています

どれだけ母乳を与えることが大切か少しは伝わったのではないでしょうか?

さらに母乳の大切さがわかれば、産後の食事や使われる日用品も気をつけてください

ある種の化学物質は血液を汚し母乳に影響与えます

母乳の重要性が分かれば分かるほどとても怖いことなのです

すべてのお母さんはそんなことをもう既にご承知だと思うのですが、あえて知らない人がいると悪いのでブログに書くことにしました

未来の自分の子供のために賢い選択をしてほしいと心から願います





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