なぜ日本ではオーガニック市場が広がっていかないのか?
相変わらずニュースを見ると中国から輸入される野菜に基準値を超える農薬や殺虫剤が使われていたことが報道されてます
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
大阪市の会社が中国から輸入した「生鮮ごぼう」から国が定めた基準値の5倍にあたる殺虫剤が検出されたと言うことです
殺虫剤は「クロルピリホス」です
クロルピリホスは毒性の強い有機リン系殺虫剤で、農薬のほかシロアリ駆除代として建築業界などで使われており、シックハウス症候群の原因物質の一つとして2003年以降使用が禁止されてるものです
またか〜というのが正直な感想です
中国からの農産物と言うともちろん良いイメージは無いですよね
食品工場での虫の混入や汚染された肉類、大量に使用される農薬や殺虫剤など・・・
ここ最近でも禁止されている漂白剤を使った発がん性物質入りもやし
豚のSARSとも言われた「青耳病の豚」の流通
カドミウムに汚染されたお米
下水溝から作る食用油
メラミン入り粉ミルク・・・ 本当に大丈夫なのかと思う位たくさんのニュースが聞かれます
しかし、それはホントのことだとは思うのですが・・・
「中国産」=「農薬」などネガティブのイメージが強かった中国ですが、実はこのような状況を背景にして中国は近年オーガニック農業において農薬規制の取り組みが本格的になされているのです
世界四位のオーガニック市場へ変化を遂げた中国
ヨーロッパを拠点とするオーガニック有機農業研究所が発表したレポートによると、中国のオーガニック農場面積は・・・
1位のオーストラリアと2位アルゼンチンについでなんと第3位なのです
実はアジアの中ではダントツトップなのです
この20年間で、オーガニック面積は世界全体で20%成長した中、中国は32%の拡大と世界的に見ても群を抜いて発展を遂げてきています
ちなみに、日本はオーガニック農業面積が0.2%と世界をから見ても非常に後進国なのです
オーガニック米の生産もアジアでは中国がトップです
アジアでのオーガニック米の約70%を中国が作ってるのです
いつの間に中国はオーガニック市場で巨大になったのでしょうか?
中国のオーガニック市場は、アメリカ、ドイツ、フランスについて第四位になっています
もちろんアジアからランクインされているのは中国のみです
でも、中国のオーガニックって言うといい加減でちゃんとしてないと言うイメージがあります
しかし実際は国家戦略の中で、厳しい基準が設けられ中国にもオーガニック認証が設けられているのです
オーガニックと言うとどうしても農作物のイメージがありますが、中国ではオーガニックコットンやオーガニック化粧品の開発も進んでいます
オーガニック市場の中では日本は完全に後進国に待っています
それどころか世界で禁止されている農薬や殺虫剤が規制緩和されると言う国は日本だけなのです
中国産の野菜が危険だと言う事態は少しずつ変化してきてるように感じます
いまだに怪しいヤツはたくさんありますが(笑)
日本は有機農業面積が伸び悩んでいるだけではなく、世界で規制されているネオニコチノイド系農薬が規制緩和される事態にもなっています
ネオニコチノイド系農薬は、ハチの大量死やトンボの激減の要因と言われており、環境問題だけではなく、神経発達障害との関連や人体の悪影響から多くの国で規制や禁止がされているものです
日本は農薬問題だけでは無いのです
日本は食料自給率が38%と先進国最低水準で輸入に頼らざる得ないのが現状です
その輸入されている穀類の大半が遺伝子組み換えである事実もあります
発がん性やアレルギー、ホルモンのかく乱物質として世界中で生態系への悪影響とともに人体に有害であると危惧されているものです
このような時代から私が思うのは・・・
中国産=危険!
国産=安全!とは言い切れない時代になってきたと言うことです
イメージだけで優先するのではなく本当に賢い知識を持ち選択しなければならないと思います
実際中国から輸入される野菜や果物が年々増えていってる事実もあります
店頭に並ぶ商品がないのに、なぜ輸入が増えるのでしょうか?
加工食品や惣菜類、外食産業などに大量にそれらの商品が流れています
そうなると区別ができないのも事実です
間違いなく言える事は安い物には理由があると言うことです
安過ぎるものでオーガニックのものはありません
ニュースを受けそんなことを思ってブログに書きました(^◇^)




美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
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