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コインランドリーは儲かるの?

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団 団長こと鳥辺康則です。

私のお客さんにも美容ディーラーをしながら、コインランドリーの経営をしている方がおります。

時折話を聞くとなかなか奥の深い事業と言うのが伺えます。

コインランドリーは1970年前後に日本に上陸しました。
80年前後のバブル期は共働き世帯を支え、2000年前後にも拡大、2015年から現在にかけてはフランチャイズ(FC)によって4度目のブームを迎えているそうです。

その結果、2003年から2013年度にかけて10年間で実に3,967店舗も増加して、1万6693店舗にもなります。

最近地方に国道沿いを車を走らせているとたくさんのコインランドリーを見かけるのはそのせいなのです。

数だけではなく、店舗の様子や客層も変化しつつあります。
最近のコインランドリーは、かつて銭湯の横にあったような暗くて汚い、「一人暮らしの男性御用達」と言うイメージを一掃しています。

明るい照明の下、1時間で洗濯、乾燥ができる最新の機械やスニーカー専用洗濯機などを備え、店舗は綺麗で清掃が徹底されています。

そうした努力が実り、あるチェーン店では昔の約7割を女性が占めるほどです。

また、ダニやハウスダスト対策として布団の洗濯に訪れたり、家族の衣類のまとめて洗いにきたりするという家族連れも多くなっています。

背景には、布団に入るダニやウィルスの吸引装置「レイコップ」(07年発売)のヒットをきっかけとした、アレルギー対策への関心の高まりや、低価格オフィスカジュアル衣料の普及によるクリーニング店の利用の減少、そして共働き世代の増加などが理由にあるようです。

顧客側の変化だけでなく、業界の環境も変わってきています。かつては直営店が中心だったが、今やFCの拡大が店舗数の増加を後押ししていると言っても良いでしょう。コンビニのように ブランド(看板)と店舗運営のノウハウなどを加盟店オーナーに提供し店舗拡大しているそうです。

コインランドリー事業は、1店舗の売り上げの60?70%が機械や設備の減価償却日になるため、キャッシュフローが回っていても赤字になり、金融機関の融資を受けづらくなると言うデメリットがありました。
したがって、自ら出店及び経営する「直営店型」多店舗展開することは容易ではありません。

そこでFCの仕組みを活用し、機械や建物にかかる費用はFCオーナーに負担してもらうことでFC本部のバランスシートからオフバランス化し財務負担を軽減することができると言うことなのです。

実際には、加盟店オーナーは店舗運営にタッチしないと言う状態になります。

こうした仕組みの中で、サラリーマン投資家や、定年退職者がコインランドリー投資に注目しているのも事実です。コインランドリーの売り上げは1ヵ月に50万?60万円が平均的で、コンビニの1日分程度に過ぎませんが、装置産業なので自分で働かなくて良い利点があり、出資さえすれば毎月家賃収入が得られる「不動産投資」に近いイメージがもたれているからです。

しかし実態は、私の知り合いを含めて営業マンの口車に乗せられ儲かると思い投資しますが、毎月赤字で苦労されてる方々も多いのです。

FC本部側は、効率の良いシュミレーションを持ってきますが、実際その通りの数字になる事は稀なのです。
そこから先は、「騙された!」と泣いていても誰も助けてくれません。

私のお客さんの店は、ニュースレターを作ったり、手書きのポップを店内に貼ったり、毎日ブログを書いたりSNSを使ったり様々な努力をして売り上げを上げております。

FCがダメと言う話ではありません。何もしなくてもある一定収入が得られると言うそんな甘いビジネスはありません。
来られるお客さんのことを思い・考え・汗水流してようやく収入は得られるのです。

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