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トランプ大統領来日の前日に米政府からだされた報告書

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団
団長こと鳥辺康則です。

本日、アメリカの大統領ドナルド・トランプ氏が来日しますが、前日の3日に米政府は「気候変動は人間の活動によって引き起こされている可能性が極めて高い」と言う結論の科学報告書を公表しました。

今までドナルド・トランプ氏は「地球温暖化は中国のでっち上げ」「オバマ氏が温暖化についてあれこれ言っているが、温暖化なんてほとんど嘘っぱちだ!金儲けするための嘘っぱちだ!」などと温暖化に懐疑的な言動してきました。

そして、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」の離脱を発表したのです。

つまり今回の政府機関からの発表は、トランプ氏の発言と正反対の結論だということです。

この機構科学特別報告書は「人間の活動、特に温室効果ガスの排出が、20世紀半ばから観測されている温暖化の主要因である可能性が極めて高い」と指摘し「これに代わる説得力のある説明は無い」と述べている。

報告書は米航空宇宙局(NASA)やエネルギー省などの米政府機関の支援を受けて、米海洋大気局(NOAA)が編集報告している。政府機関、大学、民間の50以上の研究者が共著者になっている。

炭酸排出量を大幅に削減しなければ、今世紀末までに世界の平均気温は産業革命前より5度以上高くなる恐れがあると報告書が指摘しています。

現実的に温暖化による地球全体の海面上昇は起きており、これからの15年間で数センチ上昇、今世紀末までに30?120センチ上昇するとみられています。
さらに最悪は2100年までに240センチ上昇する可能性も排除できないと言うことです

報告書の結論は気候科学者にとって意外なものではなく、一般の米国人も既に以前より激しい豪雨、沿岸部での洪水、干ばつ、これまでになく頻繁に熱波や森林火災、巨大なハリケーンの多発、雪解けの早まりなどを通して気候変動の影響感じているのは事実です。

これはIP CC (気候変動に関する政府間パネル)報告書と内容的には同じであり「温暖化の主要因が人間活動である可能性が極めて高い(95 ?100%)」と言うことであります。

今年はじめに国連(UN)が大気中の二酸化炭素(CO2)濃度が最高記録を更新したとの報告書を発表し、地球温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」が設定した目標の実現には思い切った行動が必要だと警笛を鳴らしたばかりです。

国連の世界気象機関(WMO)の年次報告書では、「大気中のCO2濃度は2016年、記録的なスピードで上昇した」とのこと。過去80万年の最高記録を更新。

中国でさえ、「環境規制」を本腰で強化しこの数ヶ月で数万の工場閉鎖し、かつてない勢いで環境対策に取り組んでいます。

今回の米政府機関報告書を受けて、トランプ政権には冷静な対応をお願いしたいと切に願います。

地球温暖化が政治の切り札や、イチ個人によって左右される事は絶対に許されないのです。

もし信じられない方がおられたら、11月17日公開のドキュメンタリー映画「不都合な真実2 放置された地球」を見てほしいと切に願います。

第79回米アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞受賞した2006年公開「不都合な真実」の続編です。

ドキュメンタリー映画の中で10年前語った未来は、実際どうなったのか?
その答えがこの映画の中にあります。

第30回東京国際映画祭のクロージング作品としても選ばれ、元アメリカ副大統領アル・ゴア氏も来日していました。

11年前の一作目の来日時にアル・ゴア氏の講演会に参加して、実際に彼の真剣な眼差しやお話に触れることができました。

待ったなしの状態の中でわれわれは「環境浄化」をするエネルギー商品を手渡されています。
地球再生5%プロジェクトをさらに加速しなければならないと強く感じる日々です。

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