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人に光をあてる経営!!

昨日は、社員さんと一緒に毎月購読しています、「理念と経営」の越佐大会に参加してきました。130以上の経営者の方や社員さんが参加されていました。

目的は、ゲストで来てくださっていた、木野 親之さんのお話です。

木野さんは、生前の松下幸之助翁に40年以上仕えて共に歩んできた方です。松下幸之助翁の指示により、最悪の条件の通信機器会社を世界一の企業にまで再生させたことでも有名です。そして、真の松下幸之助翁の哲学を生身の体で体得している最後の一人と言っても過言ではないと思います。

色々なお話の中で、特に心に残ったのは生前、松下幸之助翁は一度たりとも他社や他人と闘ったことがなかったというエピソードです。とかく社会は、他社との競争や他人との競争の中で、相手を非難したり人のことをとやかく言います。あいつは○○だ!あの会社のせいだ!などと、とにかく他人のことをあーだ、こーだ言いたがります。

しかし、松下幸之助翁は、お亡くなりになるまで「闘うのは相手ではなく。唯一自分である」を実践されていたそうです。常に自分との戦い!自分の「魔」との戦いである。と言われて実践されていたそうです。どんなに経営環境が変わろうとも、業界が変わろうとも常に自分との戦いである。

その一つのエピソードが、ラジオをめぐる特許コンクールで数々の賞を取った松下幸之助翁は、最後には自分が持っている多くの特許に加えて、他社の持っている特許もすべて買い取り、ラジオを取りまくすべての特許を無料ですべての人に公開したとのことです。すべての特許を買い取り無料で公開したのは、いまだに松下幸之助翁だけ!だそうです。

もちろん、そのように決断するまでには多くの自分の「魔」との戦いがあったと思います。

しかし、すごいのはどんなときにも「理念」に立ち返り、公のお役にたつ!の一念がだれよりも強かったとのことでした。

明確な「理念」ができたら、経営の半分は成功したことと同じや!とも言われていたごとく、今ご自身の会社やサロンが、商品やサービスを通じでどのように社会に貢献するかを明確にすることが絶対必要な時代と思います。

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