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働き手の争奪戦が始まっている!

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美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団
団長こと鳥辺康則です。

最近、お客さまである美容室オーナーさんからよく受ける相談があります。
それは「人材の確保」と言うことです。

「だれかいない?」「中途採用でもいいんだけど?」「誰でもいいから紹介して?」などかなり深刻化してきています。

以前ブログにも書いたことなんですけども、本来はSNSで発信していれば、それを見て様々な方々がその美容室のファンになり来てくれるようになります。

それは決してお客様だけではなく、スタッフさんも同じです。自分が働こうとする美容室のオーナーがどんな考えを持ちどんな人柄なのかが伝わらなければダメなのです。

日本にとって人手不足は非常に深刻な問題化になっています。これは消して美容業界だけの話ではなく、すべての業種業態に言えることです。

宿泊・飲食サービス、小売、運輸・郵便など労働集約的な業種が多い非生産産業、人材の確保が難しい中小企業は特に人手不足感が強いようです。

現実に街に出ると、スーパーや百貨店の営業時間短縮、ファミリーレストランの24時間営業の取りやめ、宅配業者のサービス縮小などが相次いでいます。

人手不足は労働市場の需要が供給を上回る状態を示すため、需要の拡大によって生じる場合と供給力の低下によって生じる場合があります。

今起きている問題は日本の人口減少がさらに進んでいる供給力不足によって起きているものとされています。

では、足りない働き手をどうやって補うのか?
潜在的な労働力として1番期待されているのが、定年退職を迎えたシニア世代の活用、子育て世代の女性、主婦が挙げられます。

日本はかつてないくらいアルバイト時給は今、過去最高になっております。
正社員雇用でなくても、シニア世代や女性が1日2時間?3時間程度働ける制度をもっと作ることも必要かもしれません。

視察で訪れたスウェーデンでは、子育て支援の先進国でありほとんどの女性が出産後すぐに働き始めている現状がありました。

今後美容業界も、子育て支援を含めた小さい子供を抱えた女性が働ける環境作りが必要だとも思います。

しかし仮にシニア世代と子育て世帯の方々がすべて働いたとしても、労働力減少を補うことができないと言われています。

次に挙げられるのが海外からの「働き手」に来てもらうと言う考えです。

それが良いor悪いと言う話をするするつもりは毛頭ございません。
近年、日本には外国からの観光客が驚異的な伸び率で増えています。

しかし「観光ではくる」のですが「住んで働く」となると話は全く別次元になります。

World Talent Reportの 2016年の調査によると、日本の「働く国としての魅力」は、分析対象61カ国の中、なんと52位にとどまっているのです。

働く国としては全く魅力がないと言うことです!

なぜ?と思われると思うのですが、アンケートではいろいろな理由が答えられています。

1番に挙げられたのが「長時間労働」
とにかく日本は朝から晩まで働くことを重視する国ですが、他国からすると人生を楽しむことがベースであり、仕事は2の次3の次なのです。

他には「評価システム(評価基準)」を問題視する外国人も多かったようです。
特に日本企業の人事評価体系は外国人には分かりにくく、年功序列の文化によって昇進が遅いことが意味がわからないと言うことです。

「言葉の壁(英語が通用しない)」「仕事後の付き合い」などもありました。
さらに、働き先を決める大きな要因となる給料もアドバンテージがあるわけではない。

なぜこのようなことをブログで書いてかといいますと、上記の日本で働きたくない原因は、そのまま美容業界で働きたくない原因と類似してるからです。

朝から晩まで働いて、評価基準も曖昧、先輩がいると後輩は出世しにくい、休みには講習に行けといわれる、給料のアドバンテージが低い、どうですかすべて当てはまりませんか?

そろっとこの辺を改革いたしますせんか?

美容師さんには感性が大切だと言われますが、美術館・映画・旅・海外・好きなことに費やす時間があまりにもありません。

私は前々から美容室は完全週休2日せいにして、休みは講習会等の強制はしないことを提案してきています。

そして残業も一切なし!
評価制度も明確化し、 給料アドバンテージも高くし、賞与もきちっと出す。

そんなことを言うと「えー」と言う美容室オーナーさんも多いですが、上記で書いた事は普通のことですよ!

日本の様々な業種業態で普通に行われていることが、利用業界では通用していないのです。

これでは働きたい魅力的な職場とは言えませんよね。

本当に「働き方改革」が必要なのはもしかすると美容業界かもしれませんね。

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