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働き方改革はどうなの?

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団 団長こと鳥辺康則です。

美容業界での「働き方改革」は果たして進んでいるのでしょうか?

過度な労働時間、休みを返上しての講習会参加、練習と言う名の残業など、美容業界においてスタッフさんの雇用問題は非常に難しくなってきております。

日本全体でも、「早く帰れ」「残業するな」「というか休め」など「働き方改革」が叫ばれている昨今、違和感を覚える人も少なくないでしょう。

多くの美容師さんから相談を受ける1つとしてスタッフ問題があります。

美容業界において2年以内にスタッフさんが辞める確率は80%以上です。

なかなか定着しない!昔みたいに厳しくはできない!など悩まれているオーナーさんは多いことでしょう。

そんな中で先日 ベビー、子供用品最大手の西松屋チェーンの記事が掲載されている雑誌を読みました。

西松屋チェーンは23年連続で増収を見込んでいる会社です。

記事によると「1人の店長に、最大5店舗の管理を任せている」と言う特殊なやり方をされてるそうです。

西松屋は、店内で唯一の正社員である店長が、早朝から深夜まで働き続けるような厳しい労働環境の「ブラック企業」ではありません。

1人で5店舗を受け持つ店長でも、「午前10時前に出勤して夕飯を家で食べれる時間帯には帰れるそうです。」

なぜそんなことができるのか?答えは明確です!

西松屋の店長は「やるべきこと」と「やらなくていいこと」が明確に線引きされているのです。

「やらなくていいこと」の代表がレジ打ちや商品発注、清掃などです。店内作業は基本的にパート・アルバイト従業員に任せることに徹底しています。
さらに商品発注は売れ行きのデータ等をもとに、兵庫県姫路市にある本社が決定しているそうです。

「やるべきこと」は従業員への作業指示書の作成や勤怠管理などです。
この「やるべきこと」を可能な限り減らすべく、日々検討を続けているそうです。そうした改革を積み重ねた結果、例えば5店舗の店長が1人しかいなくても何の問題もなく運営することができるのだそうです。

それにプラスして西松屋の社風がかなりあると思います。

現場にいる店長やパート・アルバイト従業員だからこそ気づく問題点を、業務システム改革分と言う専門部署が吸い上げる仕組みが整っています。

さらに現場で起きている不都合や非効率について、その責任が誰にあるのかを問いただすような雰囲気が無いそうです。

店舗ごとの売り上すらも、店長の評価にそこまで反映されたりしないそうです。つまりは店舗ごとの競争や争いをさせない社風が高まっています。

責任を個人に押し付けず、組織全体として問題を受け止めるから、現場が憶することなく改革できるのです。

全く美容業界に関係ない話だ! 大手と個人店は違う!などと突っ込まれそうですが、この記事から何かしらヒントになるものがあれば幸いと思い今回はブログに書かさしていただきました。

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