地球の歴史を見ると常に「弱者」が生き残ってきたことがわかりました
PHP出版社から出ている「敗者の生命史38億年」を読んでとても勉強になりました
この本は、過去この地球が5回にわたって生物の大量絶滅が起きたことを題材に、その中で常に「弱者」が生き残ってきたことをテーマにした本です
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
まずびっくりしたのが5回も地球上で大きな生物大量絶滅があったと言うことです
その中で1番有名なのが恐竜が滅んだ白亜紀の時代だと思います
恐竜が滅んだ理由は一般的に「隕石の衝突」だと言われていますw
生物の大量絶滅の要因については、わからないことが多いのです
気候の変動や地殻変動、大気の組成の変化などの地球環境の変化によって起こったと考えられています
白亜紀では70%以上の生物が絶滅したと言われています
その当時は地上や海は大きな体をした恐竜が支配していました
そこに宇宙からやってきた大きな隕石が衝突したため広い範囲で多くの生物は焼き付くされたと言われています
その後大きな津波が発生しその影響によりまたも多くの生物が死滅したと言われています
更に、隕石の衝突によって巻き上げられた粉塵が地球全体を覆ってしまったため太陽光を遮断され地球の気候が寒冷化していったと言われるのです
太陽光の当たらない大地では、植物が枯れ果てわずかに残った恐竜たちも植えて死んでいったと考えられてます
生き残ってたのは「弱者」だったということです
そんな過酷な状態の中で生き残った生物がいます
それは「川」に住んでいた生物だったと言われます
生き抜いた生物たちには共通点があります
それは、恐竜たちに虐げられ、限られた生息場所をすみかとしていた敗者たちだったと言うことです
その一つが爬虫類です
恐竜から逃れて川辺にこっそりと隠れ住んでいた爬虫類が生き残ったのです
「体温調節ができない」と言うデメリットがメリットになって生き残ったのです
生物は体温を保つために大量の餌を必要としますが、爬虫類は餌がないと冬眠をして代謝活動を低下させる能力を持ってるのです
もう一つが鳥類です
地上では敗者であった鳥たちは、穴の中や木の溝の中に巣を作って生き延びたと言われています
そして他の恐竜の支配が及ばない空を自分たちの生息場所としたのです
最後が哺乳類です
私たちの先祖である哺乳類はどのようにして生き残ったのでしょうか?
その時期の自然界は強いものが弱いものを滅ぼしていく弱肉強食の世界だったみたいです
より強い者だけが生き残っていく適者生存の世界です
大きいものが力を持ち、大きいものが強時代である
恐竜たちは進化するために大型化してたと言うことです
弱い存在である哺乳類がこの競争の中で勝つには・・・
小さいと言うデメリットをメリットにしたことです
小さければ恐竜の手の届かないとこに逃げ込むこともできます
小さければ巨大肉食恐竜の餌となることからも逃げることができます
小さければ必要とする餌も少ないから餌の少ない場所でも生き残ることができます
哺乳類の先祖は小型化の道を選んで生き残ったのです
そしてもう一つ、日中は弱肉強食の厳しい時間帯なので夜型へ進化したのが生き残った原因です
哺乳類たちは、暗い闇の中でも餌を探すことのできる臭覚と聴覚を発達させました
そして、感覚器官を司る脳を発達させていくことで賢い生物になっていたのです
まさに私の大好きなダーウィンの言葉です
「生き残る種とは、最も強いものではない。もっとも知的なものでもない。それは、変化に最もよく適応したものである。」
このことは、あらゆるビジネスにも適応できるお話だと思いました
企業も大きくなればなるほど動きが鈍化し変化に対応できなくなると言われています
小さな個人展や企業はこの時代の変化に適応できる弱者なのです
今地球上では6回目となる生物の大量絶滅が近づいていると言われています
過去の大量絶滅は、火山の噴火や隕石の衝突など物理的な現象によって引き起こされてきました
しかし今回は完全に人間の人為的行動によって生物の大量絶滅が始まっていると言われています
大量の化学物質の影響です
過去生物の大量絶滅があったときは、真っ先に死滅していくのがその時の地球を支配していた強者なのです
今の地球の支配者である人間こそが強者なのです
強者は間違いなく真っ先に死滅していくと歴史は語っていると言うことです
とてもためになった本なのでよかったら買って読んでみて下さい(^◇^)
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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