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急に無くなった商品の理由とは?

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団 団長こと鳥辺康則です。

昨日某化粧品メーカーの方と食事をしながら話してたところ、こんな裏話が出てきました。

少し前まで頻繁的に使用されていた「プラスチック・マイクロビーズ」をご存知でしょうか?

スクラブ◯◯などの愛称で使われていた、「洗顔剤」「歯磨き粉」「ボディーソープ」などに使用する微細なプラスチック粒子であります。

記憶にある方も多いと思います。小さいつぶつぶが入った洗顔剤だったり、歯磨き後だったりがCM等でもよく流れていました。

マイクロビーズには、古い皮膚や汚れを擦り落とす効果があります。肌表面の古くなった角質を除去すると歌われて爆発的にヒットした商品です。

しかし最近「スクラブ系」の商品はすっかり見なくなりました。

その理由は、マイクロビーズは殺虫剤など化学物質がつきやすく、大量に家庭排水から流れていると、マイクロビーズを食べた魚が体内に有害物質を蓄積する恐れがあり、食物連鎖で環境全体を汚染し、人間にも深刻な影響与えるリスクがあると言うことです。

そのため、米国ではニューヨーク州政府がマイクロビーズを使った製品の販売を禁じる法案を提出、カルフォルニア州でも提出済みで、ほぼ全米の州で販売が禁止されているのです。

環境面での悪影響の懸念だけではなく、あまり知られてませんがマイクロビーズを使った洗顔剤は、目に入ると眼表面を傷つける恐れがあるのです。

このようにマイクロビーズは、環境リスクが高く、欧米では急速に規制、自粛が進んでおり人体にも悪影響及ぼすリスクと不安があります。

この事は日本国政府もメーカーも承知です。
しかし実際は何の規制もなく何年間もの間作り続けられ商社の間で使用し続けられていたのです。

メーカーはこのことをひたすら隠してたと言うことです。
少しずつメーカー内での自粛が取りざたされて、商品自体は減ってきてるんですが、未だにマイクロビーズを使った商品が売られているのです。

日本だけは、いまだに販売し続けられています。

日用生活品販売大手「花王」さんは2016年末には、脱マイクロビーズを完了しています。
すべてのメーカーが積極的に取り組んでいるわけではありません。

メーカーの言い訳は政府の規制がない限りは使い続けると言うものです。

呆れてものが言えない内容の話でした。ちなみに昨日一緒に食事をした某メーカーの方も全く罪悪感はなく、悪いのは「厚生労働省だ!」と言い張ってました。

危険と分かっていても使い続ける姿勢に本当に疑問を持ちます。

ぜひこのブログが何かのきっかけになり、スクラブ系の商品を選択されない方々が増えることを心からお祈りいたします。

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