映画「リチャード・ジュエル」を観て想いこと
先日映画館で御年90歳のクリント・イーストウッド監督の最新作「リチャード・ジュエル」を観てきました
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
ここ近年のイーストウッド監督作品は実に重厚で実はに基づいた映画が多いです
「運び屋」「15時17分、パリ行き」「ハドソン川の奇跡」「アメリカン・スナイパー」・・・
90歳になってもなお今彼の心に残る実際に起きた心揺さぶる事件が多いと言うことだと思いました
晩年のイーストウッドを見て「歳」ってなんだろうってつくづく思います
何歳になっても本当に好きなことや夢中になることがあれば年齢がある意味関係ないと思いました
見た目や身体の中は老いるかもしれませんが、心や魂は一切歳をとることがないことを彼の姿勢から感じます
歳は自分が老いたと思った時からとるものなのかなぁ〜と思います
彼の中ではまだまだ心を揺さぶられる物語があるのだと思います
映画化したい!1人でも多くの人にこの事実を伝えたい!
彼はインタビューでいました
自分に恵まれた環境与えられていることを楽しんでいるよ。私は人生を楽しんでいるんだ。今から何か違うことをしたいとは思わない。ただ、今があることに感謝してるよ。
クリントイーストウッド
彼はこの先も監督業として与えられた環境を楽しむと思いました
ホラー映画よりも怖いメディアリンチや冤罪の恐怖
簡単なストーリーは、
1996年アトランタで爆発事件が勃発
不審なバックパックを発見した警備員リチャード・ジュエルの敏速な通報によって数多くの人命が救われました
彼は多くの命を救った英雄となったのですが・・・
それからまもなくFBIは爆弾の第一発見者である彼が第一容疑者だと言うことで逮捕されます
ジュエルの窮地に立ち上がった1人の弁護士
弁護士ワトソン・ブライアンと彼と家族の想像を絶するメディアリンチや冤罪から勝利を勝ち取るまでのストーリーです
1人の純粋な愛国心のある正義感の強い人間が一夜にして凶悪犯と言うレッテルを貼られメディアや世論から敵対されます
容赦ないメディアのリンチ
世論は手を介したように英雄を凶悪犯にしたてます
劇中でほんとに怖かったのがFBIが何が何でも彼が犯人だと決めつけ認めようとさせることです
書類にサイン済すれば・・・
こんなことが現代の司法社会の中で起きてると思うと本当に怖いことだと思いました
犯人にでっちあげられる姿を見ると冤罪の恐ろしさと、無実を証明する難しさ、そして捜査における法制度の問題点についてつくづく考えさせられます
カルロス・ゴーンの事件や堀江貴文さんの事件など、我々には何が事実かわからないことが日本でも起きています
メディアの力や世論もいちど犯人と決めるとそのようにしか報道しません
当時と違い今はSNSがインフラになり一人一人がメディアの役割を担っているのも事実です
罪なき人をSNSを使い犯人にでっち上げることなども簡単になっています
実際煽り運転でマスメディア報道された男性の隣にいた女性
似ていると言うだけでSNS上でその人がまるでその場にいた女性のごとく取り上げられバッシングを受けました
その後彼女は別の人だということが判明しました
完全に冤罪です
つまり、今の時代はメディアのリンチではなくSNSリンチにより冤罪が作られやすい状態があると言うことです
心なき書き込みやパッシング、嫌がらせ投稿やSNSを使っての復讐
一人一人が力を持った現代では世論を巻き込んだリンチが1番怖いと思っています
私はSNS等でマイナスの発信や発言をすることがとても嫌いです
人の投稿に対して反対論や中傷誹謗の書き込みも大嫌いです
本来SNSの場はマイナスの発言をする場ではないと思っています
もしそのような発言をしてる人がいたら即刻つながりを切ります
誰とつながっているのか?
その繋がってる方々と何をしたいのか?
そこを明確にしていないとマイナスに引き込まれるのも事実です
私は劇中で一番印象に残ったのがリチャードジョエルの母親です
どんなことがあっても息子を信じる母
母親の存在がなければ彼は冤罪から逃れることができなかったかもしれません
誰もが窮地に陥ることがあります
1人の力ではどうにもならないことが起きることもあります
そんな時・・・周りに相談できる相手がいて心許せる相手がいることがどれだけ幸せかとつくづく思います
そんなことを映画から感じてブログに書きました(^◇^)

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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