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映画「万引き家族」を観て想うこと

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)

地球の応援団長こと鳥辺康則です

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鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ちはコチラを

第71回カンヌ国際映画祭パルムドール受賞した是枝裕和監督作品です

日本映画があまり得意で無い私ですが、久々に心から震えました

この感覚は「八月の蝉」以来の震えだー(^◇^)

最初に「八月の蝉」を観た後は数日間本当にさまざまな感情が込み上げてきた

今回も映画を観た後、さまざまな感情が込み上げてきた

家族とは何なのか?家族の絆とは?

人の幸せとは?自分の居場所は?

そんかことを数日間考えさせられました

家族とは何なんだろ〜(^◇^)


ストーリーは、万引きをして生計を立てている一家族物語なのですが、実はこの家族・・・・

血のつながった本当の家族ではなく、それぞれの事情があり集まってきた絆で結ばれた家族なのです

そこにまた1人の少女は事情抱えて一家の一員になるのです

実の親から虐待を受け孤独の中で笑顔忘れたこの症状が加わることにより大きく物事の展開が変化していくのです

この映画を見て本当に心の震えが押し寄せてくる感覚があります

血が繋がってるだけで本当に家族と言えるのでしょうか?

日常的に実の子を虐待して死なせてしまう残忍なニュースが流れる現実があります

自分の子供に食事も与えずに虐待をし続ける親を本当の家族と言えるのでしょうか?

劇中では血の繋がりは無くとも、寄り添いそれぞれの屈折した人生の中で助け合う姿は本当の家族以上に家族に思えてくるのは私だけだったのでしょうか?

日常的に虐待をされていた「ゆり(じゅり)」とと言う 少女は本当の親といる時よりも、拾われた家族と一緒にいる時の方が笑顔に溢れて幸せそうなのです

警察に捕まった後のゆり(じゅり)が描く絵がそれを物語っています

万引きで得た水着を本当に嬉しそうに家の中でも来ている姿や海に行った時の何気ない家族とのひとときが彼女にとってどんなに大切な時間だったかと思うと心が痛みます

万引きしか教えることができない不器用な父

それでもそんな男を父のように頼り必死になって期待に応えようとする息子

本当の夫婦でないのに強い絆で結ばれた父と母

おばあちゃんを慕ってけなげに必死についてくる娘

秘密を抱えて孫と暮らすおばあちゃん

すべての登場人物が苦節した人生の中で狭い空間でありながら必死に生きようとする姿が本当に心を打ちます

「犯罪でしか繋がれなかった家族!」

しかしこの家族が本当の血の繋がった家族以上に家族らしいのです

本当に家族の幸せって何なんだろうかと深く考えさせられた映画でした

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