枚方市にある「ひらパー」が大好きです。
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
先日エクスマ塾88期の同期の「みっこ」こと二岡美樹子さんのFacebookページにて「ひらパー」に家族で楽しそうに行っている姿を見て、久々に行きたくなりました。
今までに2回ほど行ったことあるのですが、とにかく楽しいのです。
そんなに混んでもいませんし、至るところにギャグ満載の仕掛けがしてあるのです。
少し前まで「ひらパー」は、赤字続きで闇をさまよう本当に崖っぷち状態だったと聞いています。
その再生を請け負ったのが博報堂クリエイティブディレクターの「河西智彦氏」と言われおります。
河西さん曰く、クライアントが腹をくくると言うのが何より大きいです。
従来のイメージを継続させず、ギャップをつけることを考えています。
マイナーチェンジじゃなく完全なるリニューアルなのです。
逆境の会社は大体予算がない。
予算がないとアイディアに頼るしかない。
僕ら自身も必死で大量のアイディアを出すから、その中から太く強いアイディアが生まれる
過去の業界の常識や概念を打ち破るためには、ちょっとした変化では無理なのです。
思い切った大改革、つまり完全リニューアルに踏み切ったのです。
関西では「ひらパー」の知名度が高く、地元知名率は100%といいます。
しかしそれは悪いほうの知名度であり、絶対に行かないと言う事だったらしいです。
その壁を完全にぶち壊してくれたのが、枚方市出身のV6「岡田くん」だと思います。
地元愛なる岡田くんが「ひらパー兄さん」を受けてくれて、文字通り体当たりのCMやポスター等の身体を張った広告宣伝塔になってくれたのです。
岡田くんのひらパー兄さんがおもいしろい
関西のローカルテレビのテレビCMでも、クールの岡田くんとギャップがあるめちゃくちゃ面白い内容の放映がいくつもされました。
「地域密着の遊園地、ひらパーなのに、メジャーな岡田准一」
なんか笑えませんか?
岡田ひらパー兄さん就任は反響呼び、2年目は「園長を兼任。過去10年で2回しか達成していない年間来園者数100万人達成に推進をかけました」
その時のポスターが面白いのです。
「ひらかたパーク新園長、超ひらパー兄さん。ただし年間来園者100万人達成できなかったらさようなら!」
つまり年会来園者100万人達成できなかったら閉園すると言うことです。
これに対し枚方市民が動いたのです「岡田園長を救え!」とSNSを中心に拡販されて、ついに100万人を達成したのです。
あまり知られてないのですが実を言うと2012年までは、ひらパー兄さんは岡田くんではなく「ブラックマヨネーズの小杉さん」だったのです。
ひらパー兄さん小杉さん→ひらパー兄さん岡田くんへ、変更したのです。
突然のことで小杉さんもびっくり(笑)
しかしひらパー兄さんが変わることで、
- ホームページアクセスは8,000人→1万人以上
- Twitterのフォロワーは400人→2400人以上
- GW期間の入場者数は3万8000人→4万1000人
とすぐに数字の変化が現れたのです。
その後も岡田くんの体当たりな宣伝広告はいつも笑わせてくれます。
ここ近年は主演映画の大作が続き、そのポスターをパクった、ひらパーPRポスターが話題を呼んでいます。
ひらパー復活のアイデア
岡田くんがひらパー園長になっただけでV字回復するほど世の中甘くありません。
もう一つは何か面白い新アトラクションが欲しいと考えていたのです。
ただし予算がないので、お金のかからない新アトラクションは何かと考え、アイマスクで目隠しをして乗ると言う恐怖倍増と言う「目隠しライド」を開発したのです。
そのアイマスクがとにかく面白いのです(笑)
ひらパー兄さんの目元プリントした「兄さんアイマスク」は話題を呼び、SNSで拡販され広がりました。
お土産として年間1万5000枚近く売れて、最終目的の売り上げ増にひと役買ったそうです。
目隠しライドは本当に怖いのです(笑)
お金のない企業はとにかく振り切ったアイディアと覚悟が必要だと思います。
しかしその唯一無二の独自のアイディアと思い切った決断が好転にもあることがあると言う実例だと思います。
業界の常識や他の園がやっていることを真似しても何も変化は起こりません。
唯一無二の独自性を出すにはやはり覚悟が必要と言うことです。
しかし思い切ったことをすると、消費者はそれに反応し応援してくれたりSNSで発信してくれたりもします。
当然勇気のいることですが、その固定観念からいちど外に出て見て冷静に自分の業界や会社を見てみることも必要だと思います。
ひらパーはそんな意味でも非常に勉強になります。
関西方面に寄ったらいちど絶対に行ったほうがいいと思いますのでお勧めいたします。
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地球の応援団長こと鳥辺康則です。
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