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温室効果ガス排出量世界では最悪を最新!

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団 団長こと鳥辺康則です。

2015年度に日本国内から排出された温室効果ガスの量は、二酸化炭素(CO2)量に換算すると、13億2,500万トンで、前年度に比べて2.9%減少したと環境省と国立環境研究所が発表しました。

省エネ家電の普及や冷夏・暖冬による影響、再生可能エネルギーの導入拡大などが温室効果ガス減少に結びついたと言うことです。

環境省によると、2015年度の温室効果ガスの国内総排出量は、前年度比で2.9%減だったが、 2015年に採択されたパリ協定で定められた温室効果ガス削減目標で、日本が基準としている2013年度(同14億900万トン)比では、6.0%減となった。

10年前の2005年度の総排出量(13億9,900万トン)と比べると、オゾン層を破壊するフロンガスの代替として冷媒分野に使われるようになったハイドロフルオロカーボン(代替フロン)の排出量が増加した一方で、産業部門や冬部門でCO2排出量が減少した。

日本ではこの代替フロンの技術がかなり進んでおり、排出量削減に大きな貢献をしていると思われます。

ところが、国連の世界気象機関(WHO)によると、2015年の温室効果ガスの世界平均濃度は過去最悪の数字に足しています。

この年はエルニーニョ現象の影響で、熱帯地域の干ばつが進んで、森林火災が相次いだことから、大気中のCO2濃度が過去10年間で飛躍的に増加して400ppmに達した他、メタンも1,845 ppbと、観測を開始してから最高記録を最新した。

そんな中明るいニュースもあります。

自動車の排出ガスに含まれる汚染物質への規制が厳しい日本に比べ、米国では大気中のすすが原因で毎年約30万人が喘息発作を起こし、約2万が早死にしていると指摘されています。

そんな中マサチューセッツ工科大学の研究グループは、自動車の排出ガスから高品質なインクを作り出す技術を開発しました。

「KAALINK」と名付けられたこの技術は、自動車のマフラーに取り付けた装置が排出ガスに含まれるすすを吸着して回収し、万年筆やボールペンのインクの原料にリサイクルすると言うものです。

開発したのは、世界でも1.2を争う深刻な大気汚染に苦しむインド出身の研究者たち。
「KAALINK」が回収したすすを集めて、発がん性物質など有害成分を除去し、炭素系顔料に生成しています。

研究グループによると、ディーゼル車が45分間走ると30ml分のインクができる。
つまりディーゼル車が1分走るだけで、3本分のボールペンができると言う計算です。

すごい画期的な開発だと思いませんか?

様々な国の様々な研究者が日々努力して新しい技術を開発しております。

地球温暖化の問題は決して他人事ではなく地球上に住むすべての生き物にとって深刻な問題です。

私だけ良ければいい!私は関係ない!と言えないのが事実です。

日々環境浄化のために活動していきたいと思います。

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