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知らずにやっている外国人への「悪意なき差別」

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団長こと鳥辺康則です。

2017年に日本に訪れた外国人の数が2600万人を超えました。ほんの数年前にようやく1000万人達したと思っていたらあっという間に2倍以上の数になりました。

観光立国として2020年の東京オリンピックに向けて安倍政権はビザの発行緩和を打ち出しており、特に東南アジアからの旅行客が急激に増えているのも事実といえます。

そんな中で大勢の外国人が日本へ来ることを喜ぶ人も多いのですが、好まない日本人も結構いると言うことです。

先日浅草にある浅草寺でお参りをした後にホッピー通りへ行きました。

一件のお店入ろうとするといきなり「NO English 」と言われて入店を断られました。

私は日本人なのですが妻が外国人がゆえに断られたと言うことです。

私は何度も日本語で「なんでダメなのですか?」と聞いたのですが、無愛想な女店主は「だめなものはだめ!」と追い返されました。

外国人の観光客が多く来る浅草の立地で外国人お断り❗️とは結構厳しいなぁと思いました。

その他にも妻が外国人なのでさまざまな偏見や差別を感じる事は多々あります。

偏見は確立された知性と現実に基づいていないステレオタイプと先入観を伴っています。つまり「この国の人々は常にこういう行動する」というのは偏見であり、それを信じて行動することが差別であるといえます。

外国で生活した経験のない人、あるいは自国でマイノリティとしての生活を経験したことがない人に、この概念を理解するのは難しいのかもしれません。

しかし外国人だけで嘘つき呼ばわりされたり、騒がしいと怒鳴られたりする事は本当に多いのです。

「悪意なき差別」だとは思いますが、今後東京オリンピックに向けてさらに外国人の観光客が日本へ訪れるのであれば、様々な問題をクリアしなければならないとも感じます。

そんなにカリカリしなくてもいいのにね〜と思います。

もちろん外国人旅行者のマナーの悪さや日本のルールを無視した行動も目につきますが、楽しく海外旅行している相手の立場になれば少々の事は大目に見てあげるべきだと思います。

日本ではアジアの観光客より、欧米の観光客の方が親切に対応されることが少なからずあります。

私の知り合いのカナダ人はいつも日本に来るとレストランでフォークとスプーンを出されるので苦笑いしています。

彼は日本人以上に!を上手に使えるのですが、レストラン側の人は肌の色を見て箸よりもフォークが良いと判断して出してくるようです。

よく仕事柄成田空港に行くのですが、人気番組の「Youは何しに日本へ?」のテレビスタッフを見かけます。

日本訪れる外国人観光客のほとんどはアジアからにも関わらず、空港で西洋の外国人を選んでいるようにいつも思います。

スタッフは空港歩いてる人の中でも、最も風変わりで訳がわからない人を選んでいるのです。

別の意味では害のあるステレオタイプを助長させるような人を選んでいると思います。

自分が何の取材を受けているのかも分からない観光客が、寿司を食べたり、好きなアニメに触れるたびに、スタジオのタレントたちは喜びながら反応します。

外国人はどこまでも「日本人が考える外国人」であることが求められているように感じます。

彼らを「個人」ではなく「外国人」として扱う限りこの問題はなくならないでしょう。

もちろん偏見や差別を行っているのは日本人だけではないし、世界中どこに行っても偏見や差別があると思います。

同じ人間なんだからもう少し寛大になろうよ〜と思ってしまいます。

それでもオリンピックに向けてますます外国人が増えていく現状見ると「日本人」と「非日本人」に対するサービスが全く異なるようなことが起きれば、国際的な日本の評価は劣化していると思います。

今後人種や肌の色の違いを超えてボーダレスの時代が来ることを考えたら日本人も変わっていかなければならないかも知れませんね!

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