素晴らしい商品なのに何故か売れないモノがある
ソフトバンクによる電波障害で携帯電話が繋がらなくなった事件が発生しました
すでに日本国はスマホがインフラになっており、スマホが使えなくなったことにより様々な弊害が生じました
電子決済やペーパーレスなデジタル社会の中で使えなくなると全てをしなうことになると少し怖くなりました
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
先日購入した雑誌「日経ビジネス」の掲載記事の中で面白い特集がありましたw
それは・・・・
モノはいいのになぜ売れない?「残念な商品」の法則です
昔から言われている言葉で、「良いものを作れば売れる!」と思われがちですが実際はそうではないと言うことです
もちろん良い商品が売れているケースも多数ありますが、どんなに良い商品を作っても売れないケースも多数あるのです
その違いは何なのでしょうか?
伝わらなければ無いのと同じです
エクスペリエンス・マーケティング(エクスマ)の藤村正宏先生は、著者「モノを売るな体験を売れ!」で分かりやすいことを語っています
今の時代は消費者は商品の差を感じることがあまりなくなっています
自分自身が冷蔵庫を買いに家電量販店に行ったとしても、どれがどう違うのかさっぱりわからないのが事実です
そんな中で重要なのは「商品」のウンチクでは無く、その商品を通じていったいどんな体験を得ることができるのか?が大切だということです
その商品を使うことによってどんなメリットがあり、どんな体験をすることができ、どんな未来が待っているのか!が大切
しかし、いまだにほとんどのメーカーは機能や性能の違いをアピールするばかりなのです
◯◯性能が追加されています!
新機能が追加されて凄いんです!などを言われてもさっぱり伝わらないと言うことです
そして・・・・
どんなにすばらしい商品・サービス・お店や会社でも、その「価値」が伝わってなければ存在していないのと同じことである
エクスマで習った最初の言葉です(^◇^)
今回日経ビジネスの特集の中でも同じような事例がたくさん載っていました
商品ではなく、その商品やサービスを使ってのお客様のベネフィットが伝わってなければ売れないと言うことです
事例として有名なのが2001年にApple社がiPodを発売したときに発表したキャッチコピーです
それは「ポケットに1000曲を」
その時日本の家電メーカーを含めほとんどの企業は、「世界最小・最軽量」や「大容量」◯◯バイトなどとキャッチコピーを発表していました
違いが分かりますかね〜(笑)
消費者の利便性より性能優位性ばかり宣伝文句になっているのです
モノを売るな体験を売れ!です
実際その後iPodは爆発的に売れました
記事には他にわかりやすい事例も出ていました
2005年から販売し始めた千葉県産の「白なす」です
当初は全く鳴かず飛ばずで売れなかったので正式名称途中で「緑なす」にしました
原因は見た目が緑だったからです(笑)
しかし全く売れないのです
このナスは、フライパンでソテーするとトロッとした感覚になりとてもおいしいのです
そこで名称を「トロなす」と変更したところなんと13倍売り上げが伸びたと言うことです
食べるとトロッととろけるような美味しいナスだ!と消費者に伝わったのです
特集記事では他にスタイリッシュすぎるものはダメだということが書いてあります
私がお世話になっている美容業界でもお店の名前が横文字で分かりづらい店舗や見た感じ美容室に見えないお店もたくさんあります
つまりは、スタイリッシュやカッコよく創るとお客様には伝わりづらくなると言うことです
実際セブン-イレブン・ジャパンで導入していたコーヒーマシンも表示がスタイリッシュすぎて消費者からよく分からないと言うクレームが続き、機種を入れ替えると言う事態になりました
自分のこだわりやスタイルも重要ですが、1番大事なのはお客さんから見てのわかりやすさだと思います
分かりづらい店舗名やお店が多い業界ですので参考にしていただいたらと思いました
他にも様々な事例がありましたが、まとめるとお客さまにどのようなベネフィットや体験を与えることができるのかが明確でなければ伝わらないと言うことです
POPやメニュー、サービスや商品など全てにおいて言えることだと思います
よかったら雑誌を買って読んで見てください(^◇^)
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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