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老舗企業が多い日本という国

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団 団長こと鳥辺康則です。

意外と知られていませんが、日本は世界で最も企業寿命が長い国「老舗大国」なんです。

2017年時点で創業100年を超えている企業は、日本全国に3万3069社あります。(東京商工リサーチ調べ)
さらに創業200年以上の企業は全世界に5,586社あり、その半分以上の3,146社を日本企業が占めております。

老舗と言ってイメージされるのは、飲食店や清酒製造業、建築工事業といった「食」「住」に関わる企業が多くあります。

一方「衣」担うアパレル工場では老舗がどんどん消えていっている現実があります。

日本のアパレルがピークを迎えたのは、1990年の頃です。当時アパレルの国産比率は50.5%で約100万人が工場で働いていました。

しかしその後人件費の安い海外での生産が主流になったことなどを背景に、国内生産は急激に降り2005年には工場に勤務する人たちが約40万人に減少しました。

そして今現在アパレルの国産比率は3%以下にまで落ち込んでいる現実があります。

たった3%です!

国内のアパレル業といえば、地元新潟県の五泉市が思い浮かべます。国内最大のニット産地と言われている五泉市は、最盛期には売り上げ800億円を誇っていたものの現在では100億円を切るまでに落ち込んでいます。

また私の大好きなジーンズの生産地である「デニムの街」岡山県でも同じ現場が起きております。

アパレル業の会社は中小企業が多く、地方の工場において最も深刻な問題は「働き手がいない」と言うことらしいです。

ただ工場も手をこまねいているだけではありません。積極的な就活イベント、労働環境の整備など非常に努力されている現状があります。

そして次世代の経営者は、この流れに歯止めをかけるべき自社ブランド立ち上げたり、工場同士で連携して地域でブランド発信したりもしています。

今までの下請け的なメーカーから製造委託される形だけのビジネスではなく、日本が誇る匠の技術を生かしメイドインジャパンの自社ブランドを積極的に立ち上げる形になってきています。

今では「日本製3%」と言う国内アパレルですが、私は積極的に応援して買い続けたいと思います。

これは決してアパレル業界だけの話ではありません。
斜行産業とがれる業界は山ほどあります。

異業種の会などに出て様々な業種の人とお話をさしてもらうと、はっきりと「この業界先行きないなぁ?」と思うこともあります。

そんな中で業種転換するのも1つ、どんな斜行産業でも独自のアイデンティティーを持ち活躍するのも1つ、1番よくないのは指をくわえて待ってることだと思います。

世話になっている美容業界は日本人口が減っていく中で、斜行産業の1つとも言われています。

できれば皆さんと独自のアイデンティティーを見いだして行きたいですよね!

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