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若者のビール離れが進んでいる!

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)地球の応援団 団長こと鳥辺康則です。

夏本番!ビール業界にとっては繁忙期であるこの時期に売り上げが低迷している事実があります。

1つ目の原因が、今年6月から改正酒税法等の施行で国税庁が酒の安売り規制を強化し、ビール類の店頭価格が1割ほど上昇したことが挙げられます。

2つ目の原因が、若者がビールに魅力を感じなくなったことです。しかしウィスキーやチューハイは人気が再熱してる現実があります。

そもそも日本のビール業界は、アサヒなら「スーパードライ」、キリンなら「一番絞り」など、各社がコアなブランド商品に頼りすぎている一面があります。

結果、売り場には同じ商品が並び変化に乏しいのが現状です。生産商品を限定することで生産効率を上げる、装置産業型のビジネスモデルに終始していたのです。

日本でもクラフトビール専門店などに行くと、何百種類物ビールが並んでおります。
その数々のビールを飲み比べると全く味が異なるのです。(製造過程が違うから当たり前か!)
酸味が強いビール、フルーティーなビール、苦味が強いビールなど個性豊かで楽しめます。

ヨーロッパや諸外国に行っても店頭には数々のビルが並んでおります。

日本のスーパーなどに行くと、確かに数々のビールが並んでますが、「味」はほとんど違いが感じられずに同じと言っても過言じゃないと思います。
(私がビールを好んで飲まないからなのかもしれません? )

つまりは顧客にとって違いがよくわからないと言う結果を招いております。夏限定〇〇、秋限定◯◯などと言われも味の違いが分かりません。

まとめると、ビール業界には構造的な問題が大きく2つあります。

1つは飲酒人口の減少! ただでさえも若者が減っていく人口構造の中でビール離れは決定的なマイナス要因なのです。

もう一つはデフレです!つまり安売り競争が加熱して、薄利多売に陥ってしまっていることなのです。
消費者が減って、単価も下がればビール市場が持続的に成長していく事は難しいのは誰でもわかります。

しかしこれはビール業界だけの話ではありません。
美容業界でも同じ構造的問題があります。

美容室に行く人口の減少!
そして価格競争による利用単価の下落!

あれほど必死になって練習を繰り返した「カット」の技術もいまや「1000円」と言う価値に成り下がっているのも事実です。
私は「1000円」カットがダメだとは思っておりません。

しかし、NYの人気美容師 エドワード・トリコミ(映画シザーハンズのモデルになった人) の様に、7分のカットで「400ドル(45000円位)いただいても間違いではないと思っとります。

トリコミみたいにロックンロールの美容師がもっともっと増えてもおかしくないと考えております。
なぜならば美容師に行く人口は間違いなく減少し続けているからなのです。

本題に戻ると、ビール業界は今回の酒税法改正を機に、消費者にとってより魅力的で付加価値の高い新商品を開発してほしいと思います。米国では小ロットだが高価格のクラフトビールが人気を集め、盛り上がっています。日本では市場の1%ほどと言われるクラフトビールですが米国では10%を超えているのも事実です。

どの業界だろうと、人口減少と言う現実を受け入れながら、さらなる魅力的な商品開発を進めなければならないのです。

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