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食品・化粧品の「キャリーオーバー」について考えてみました

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)

地球の応援団長こと鳥辺康則です

初めてブログを読んでいただける方はコチラを

鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ちはコチラ

スーパーに行って食材を手にしたときに裏の表示をチェックしますか?

その食材に含まれている様々な保存料や添加物等を気にされる方は増えてきてると思います

ちなみに私は全く見ません(笑)

食材だけではなく、化粧品やシャンプーを手にした時も裏の表示を見る方もおられます

私がお世話になっている美容業界では、様々な新製品が発売されますが、講習会等でプレゼンテーションさしてもらうと終わった後に多くの方々が商品を手にして裏の表示をチェックします

さすがプロの方々ですね〜

化粧品やシャンプーなどは含まれている内容成分を全て表記しなければいけない「全表示義務」が法律によって決められています

内容量の多い順から書くようになっているのです

しかし・・・

そこには微量に入っていて働きとしてあまり関係ない成分は表示しなくて良いと言う「キャリーオーバー」が存在してるのです

キャリーオーバーはメーカーが決めている


キャリーオーバーとは・・・・

もともと原材料等に含まれている化学薬品は表示されないこともあります

つまり、実際には表示されていない添加物が使われていると言うことなのです

食品の事例で説明するとわかりやすいと思います

市販の加工食品のほとんどには、保存料、着色料、酸味料、調味料などの多くの添加剤が使われています

製造の際に使われた添加物は原則として原材料表示することになっています

しかし・・・

食品を製造する際に使われる原材料にもともと含まれていた添加物については表示を省略できるのです

これをキャリーオーバーといいます!

このキャリーオーバーの基準とは、微量であって添加物が効果を発揮する事が無い!と判断した場合にはキャリーオーバーになります

しかし、その微量の化学薬品がその効果を発揮するのかしないのかを決めているのはメーカーなのです

ビックリ‼️

例えば食品メーカーで販売されているレトルトスープなどにはすり潰したベーコンなどが入っている場合があります

ベーコンには通常、発色剤の亜硝酸ナトリウムが添加されています

亜硝酸ナトリウムは毒性が強く、また肉に含まれるアミンと言う物質と結合して、ニトロソアミン類と言う発がん性物質に変化することが懸念されています

その為にメーカーとしてはあまり亜硝酸ナトリウムが含まれていることを消費者に知られたくないと考えるのです

そこでメーカーはレトルトスープに入っている亜硝酸ナトリウムは微量であり、効果を発揮しないと決めてキャリーオーバーと決めるのです

キャリーオーバーになると表示する義務がなくなるので一切明記されません

これは1つの例大なのですが、微量だからと言って全く影響がないとは言い切れません

そもそもメーカーがそれを決めていいと言うことがおかしいと思いませんか?

その使用している化学物質が微妙だから効果を発揮しないと決めてしまえばキャリーオーバーになってしまうのです

また表示のカラクリとしては、保存目的に使用している添加剤は「保存料」と書けば、複数種類使われている一つ一つの化学物質の名前を明記する義務もないのです

まとめると・・・

すべての使用している化学物質は表示されないルールになっているのです

だから、裏の表示を懸命に見ても100%真実は分かりません

もちろん化粧品やシャンプーの場合は裏の内容成分を見ることによってどの傾向で作られているかが判断基準になります

ですから裏の表示を見る事は無駄では無いのですが、100%は表示されていないことになります

昔あるヘナカラーのメーカーさんが、ジアミンが一切入っていないのは我が社のヘナだけだと言い張ってましたでした

しかし、調べているみるとジアミンが入っていたのです

何故なのでしょうか?

それはヘナの原材料買い付けに行ったインドに原因があったのです

現地の方々は、色の染まらないヘナは売れないので原材料の段階で勝手にジアミンを添加していたのです

そのことをメーカーさんは知らなかったのです

ベースになる原材料が問題のケースもあるのです

なかなか消費者には本当のことを知る機会が少ないとつくづく思いました

少しでも化学薬品の使用量を減らし、安心安全の商品を選びたいと本当に思います

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