2019年に観た「ホラー映画」ベスト3を発表します

年末年始のお休みに入らさせていただきましたw
せっかくのお休み期間なのでプライベートブログを書くことにします
間違いなく人気のないブログかもしれません(笑)
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
2019年は合計で34本のホラー映画を観ました
今年は本当に人気作の続編やスピンオフ、リブート作品が多かった年です
そしてなんといってもスティーブン・キングの当たり年でもあります
「IT/イット THE END”それ”が見えたら、終わり。」「ドクター・スリープ」「イン・ザ・トール・グラス」「ペット・セメタリー」など数多くの作品が上映されました
続編も多かったです
「アナベル 死霊博物館」「ミスター・ガラス」「アンフレンデット ダークウェブ」など
リブート作品も多かったです
「サスペリア」「ハロウィン」「貞子」「チャイルド・プレイ」など
そして注目しなきゃいけないのが劇場公開ではないNetflixオリジナルの作品です
「ワンズ:呪われたメッセージ」「ELI/イーライ」「ザ・サイレンス 闇のハンター」「ベルベット・パズソー:血塗られたギャラリー」「アイ・アム・マザー」「愛なき森で叫べ」「セレニティー」など
そんな数多くの作品の中で私が最も面白いと思ったホラー映画ベスト3を勝手に発表したいと思います
第3位は「ゴーストランドの惨劇」です
「マーダーズ(2008)」で注目を集めたパスカル・ロジェ監督の最新作です
見ててほんとに悲しくなるホラー映画です
ストーリーは、新居への侵入者に襲われたシングルマザーと2人の娘たち
それから16年、小説家となった妹のもとに1本の電話がかかってきます
事件の影響で精神を病み母親と共に事件のあった家で暮らす姉からの助けの電話でした
そして妹は再びあの家に戻ってくることになります
その後想像絶する恐怖とトラウマがあなたに襲いかかります
人間は究極の恐怖に遭遇すると、妄想の世界を作り出し精神的に鍵をかけてしまうのかもしれません
実際にあった事件をベースにした作品ではありませんが、似たような事件は世の中でたくさん起きています
結局1番怖いのは人間なのです
つくづくそんなことを考えさせられる奥の深いホラー映画です
第2位は「US/アス」です
ラストが衝撃的で本当に強かった映画です
この作品をホラー映画と言うジャンルに括ることができませんが、僕はあえてホラー映画だと思ってます
監督と脚本は、前作「ゲット・アウト」でホラー映画ながらアカデミー賞「脚本賞」を受賞して話題になった、ジョーダン・ピールです
ストーリーは、4人の黒人家族が夏休みに昔住んでいたカルフォルニアに戻ってきました
そんな4人の元に、赤い装束を見にまとった、自分たちに瓜二つの4人組が現れ、一家を恐怖に陥れるのです
監督自ら語っている「自分こそが自分の最悪の敵」をテーマにしたドッペルゲンガーを描いた作品ではあります
興味深いのが裏に込められたテーマです
タイトルの「US/アス」の意味は「わたしたち」意味しますがもう一つが「United States」つまりアメリカと言う意味なのです
アメリカの象徴とも言える貧富の差を痛烈に描いている作品でもあるのです
富裕層に対する貧富層の復讐と言う物語でもあります
それを示す様々な映像シーンが隠されているのです
11:11の数字や地下室のうさぎ、手をつなぎ1列に並ぶラストシーン
これら全てアメリカで実際に起きている貧富層を表すメッセージなのです
そしてもう一つが実際に今後あり得る人間のクローン(肉体)を作ると言う物語なのです
たとえ人間のクローンが作られたとしても、表面に出てくる事はありません
そして地下に閉じ込められたクローンの逆襲が始まるのです
何度見ても飽きないメッセージ性の強い作品です
第1位は「ドクター・スリープ」です
1980年に公開された「シャイニング」は全世界のホラー映画ファンに衝撃を与えました
監督のスタンリー・キューブリックは、原作に忠実に映画を作ってないと言うことで、作者のスティーブン・キングは激怒した曰く付きの作品です
それから40年後の世界を描いた作品です
ストーリーは、40年前に狂った父親に殺されかけると言う壮絶なトラウマを持って大人になったダニー
その彼の周りで児童ばかりを狙った不可解な連続殺人事件が発生する
不思議な力を持った謎の少女アブラが現れ、ダニーは40年前の惨劇が起きたホテルへと導かれるのです
続編でありながらこれほどまでに「シャイニング」と「スティーブン・キング」に敬意を払い完成させた素晴らしいホラー映画は近代史に残ると思っています
ラストでは、ダニーとアブラの思いがけない関係なども判明し感動させられます
心に深い傷を持った少年が、過去のトラウマと対決するためにももう一度あのホテルに戻らなければならなかったのです
この映画はあくまでも「シャイニング」を見てから映画館で鑑賞してください
基本設定や登場人物は、シャイニングみないとわからないと思います
ここまで完璧にその後の世界を映し出し一作目を永遠に光輝かせることができる続編はこの作品しかありません
光と闇の戦い、特別な能力(シャイニング)を授かったものの運命、過去との戦いによって未来を切り拓く物語
何度見ても本当に飽きない素晴らしい作品です(^◇^)


美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
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