経済活動再開がもたらす地球環境への影響は?
全世界で行動規制や経済活動の制限があり地球の大気は一時的にかなり改善されました
世界の様々な場所で自然動物が生き生きとした姿などがSNSなどで発信されています
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
結果として間違いなく人間の活動が地球環境への悪影響を与えていたと言うことです
もしそうなのであれば経済活動が再開されたらあっという間に環境が汚染されてしまうと言うことになります
実際中国では実施していたロックダウンが終了した後、大気汚染レベルは去年の同じ時期と比べてさらに悪くなって悪化していると言う結果になりました
大気中の粒子状物質・二酸化炭素・二酸化硫黄・オゾンなどを測定したらすべて汚染物質が昨年のレベルを超えていたと言うことです
あらっ〜大気がきれいになったと喜んだのは本当につかの間でした
これは何を意味しているかと言うと、大気汚染の原因はほとんどが石炭火力発電によるものだったと言うことなのです
粒子状物質のほかに二酸化窒素や二酸化硫黄が増えていると言う事は間違いないと思います
研究結果によると大気汚染と新型コロナの死亡率には関連性があることがわかっています
中国では未だに新しい石炭火力発電所の建設計画がたくさんあります
世界を見ても日本を含め多くの国が石炭火力発電を増やす方向で進んでいるのです
新型コロナ対策は絶対に必要ですが、私は気候変動対策とセットでなければおかしいと思うのです
気候変動も間違いなく大惨事を引き起こす原因になります
今回の新型コロナをきっかけに新しい世代のニュークリーン政策を本当に進めてほしいと思ってます
コロナ危機で地球上のプラスチック製品は勢い良く増え続けてます
新型コロナウィルスの影響で、かつては全世界でプラスチック削減が叫ばれていたのに逆に復活をとげ大活躍していると言うニュースを聞きました
コロナ以前には、環境破壊を引き起こす主な要因として社会から追放すべきだったはずなのですが、今やコンビニやスーパーを始め産業各界で感染防止のためにプラスチックは引っ張りだこなのです
米カリフォルニア州では、スーパーなど小売店で無料のプラスチックバック(レジ袋・ポリ袋)が再び客に提供されるようになりました
以前カリフォルニア州は米国の中でも最も環境問題に厳しい法律を課せる街でした
使い捨てのレジ袋をいち早く廃止し、客が再利用可能なエコバックを持参することが法律で施行されたのです
しかしそのエコバックがレジで働く従業員のウィルス感染を引き起こす恐れがあるとして方向転換したのです
これはメイン州やニューハンプシャー州でもレジ袋無料が再開しています
今後、全米全てで広がると言われているのです
こうしたプラスチックの復活の働きは米国のみならず世界中で広がっています
飛沫感染を防ぐため仕切りを作るプラスチック製のシールドが世界で勢いよく普及しています
医療従事者が必要としているフェイスシールドやレジ・カウンターに装備される防護幕なども業界を超えて多くの産業で使用され需要が急上昇しています
結果としてコロナ以前にも増してプラスチック製品が地球上に氾濫し始めているのです
タイの首都バンコクでは宅配食品を入れるポリ袋などのプラスチックの使用量が今年の4月には前年対比62%も増加しました
プラスチック梱包材のリサイクル率は50%にしか過ぎません
またプレキシグラスのようにリサイクルできない製品もたくさんあります
プラスチックによる海洋汚染はもう既に待ったなしの状態に来ています
世界で需要が爆発的に伸び続けるプラスチックも地球環境を汚染する大きな要因になってると思うのです
経済再開と新型コロナ対策、地球環境問題は一つとして考えなければいけないと思っているのです
どちらかを優先して、どちらかを犠牲にすると言う考えでは未来は明るくありません
経済復興や雇用を最優先するとなれば、環境保全は結局後回しにせざるをえないのが現実と言われています
しかしその結果地球環境破壊がさらに進み結果として多くの人々の命を奪うことにもなりかねないのです
今年11月にイギリスのグラスゴーで開催される予定だった地球温暖化対策の国際会議「COP-26」もう来年まで延期されることが決まりました
世界が経済を復活させることが優先で、環境問題は後回しだと言うことです
もう一度言いますが、経済再建と新型コロナウィルス対策、地球環境問題は一人のものだと思っています
今回のコロナ危機は環境問題を真剣に考える次世代社会を実現する絶好のチャンスだとも思っているのです
そんなこと思ってブログに書きました
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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