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ブルース・リーが映画を通して本当に伝えたかったこととは?

先日NHK BSの番組で「燃えよドラゴン」誕生 ブルー・スリー最後の闘いを観ました

60分の番組ですが見終わった後体が震えました

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

ズバリ一言で言うと「ブルース・リー」は偉大だった!と言うことです

何が言いたいかといいますと・・・

一つ目は、体一つで銃器を使わず巨大な悪を倒すアジア人主役の映画を撮り映画史を変えた!

二つ目は、型(枠や囚われ)を持たない平等の精神を映画の中に盛り込んでいる

三つ目は、「考えるな感じろ!」と言う人生哲学を多くの人に伝えた

ブルース・リーはアメリカのサンフランシスコに生まれ小さい頃から人種差別によっていじめられた経験を持っています

私も昔カナダに留学してる時に、現地の人からイエロー・モンキーなどと罵られた経験があります

当時の北米はやはり白人主義で黒人や黄色人種は差別の対象になっている事は間違いないのです

その後香港に移り住み、強くなるためにカンフーの創始者「イップマン」に弟子入りします

青年になった彼は再びアメリカに戻り俳優になるため努力をするのです

何千ものオーディションを受けるんですが仕事が決まりません

そんな中で食べていく為に始めたのがカンフーの道場です

彼は生徒を募集するときに条件をつけませんでした

黒人であろうと、黄色人種だろうと、白人だろうと・・・

これは当時では考えられないことです

自分の流派の型を守るために違う国の人やライバルの人間に稽古をつける事はご法度だったんです

しかし彼は肌の色の違いや国の違いによって差別する事はありませんでした

究極のカンフーとは・・・

型(囚われ)を持たないこと!

空手やカンフーは流派があります

その型があるがゆえに争いが生じ敵が生まれるんです

宗教もそうです

同じイエス・キリストを信仰してるのに、カソリックとプロテスタントはいがみ合い、イスラム教も自分達以外を敵視してます

ブルース・リーが人生の中で学んだ事は、囚われを持たないことが最終形と言うことです

彼の道場では、差別もなく皆がカンフーを通して心が一つになりました

アクション映画史を変えた「燃えよドラゴン」と言う作品


そんな中でやっと手に入れた仕事がTV番組の「グリーンホーネット」でのカトーと言うアジア人役です

彼はこれをきっかけに映画の世界に入り込むよう努力するのですが、当時のアメリカでアジア人主役の映画は絶対に不可能でした

なぜならば当時のアメリカは大きな銃器を使って悪を倒す映画(ダーティーハリー)やスティーヴ・マックイーンなど白人の男らしい男性が悪い奴を叩きのめすものが大ヒットしていました

100%不可能と言う状態だったんです

そして彼が選んだ道は香港へ戻り映画を作ることでした

香港で制作された映画はどれも大ヒットしました

その成功をハリウッドは見逃ませんでした

それが「燃えよドラゴン」の制作です

彼はこの映画に魂を込めました

映画の中でブルース・リーが語る一言があります

「考えるな!感じろ」です

カンフーを通して、人生を通して彼が伝えたかったことです

考えると思考が働き差別が生まれます

自分の考えが正しい!相手の考えは間違っている!

争いの元です

しかし彼はどんなに肌の色が違っても、生まれた国が違っても心で感じる事は同じだと信じていたのです

彼が残した「燃えよドラゴン」は感じる映画なのですが

その証拠に全米だけではなく全世界で大ヒットしました

当時のアクション映画の常識を塗り換えて世界に衝撃を与えたのです

しかし、彼はこの映画の上映を見ることなく他界してしまいました

クランクインの時とクランクアップの時では体重が10キロ以上も減っており、彼がこの映画にかけた魂が本当に感じられます

不眠に悩まされ、飲んだ睡眠薬により死んでしまいました

彼が世界に伝えたかった事は、考えるから争いが生まれるのです

心で感じれば繋がれるのです

型(囚われ)があるから争いが生まれるのです

世界に囚われのない日が来るように彼は魂を込めて1つの映画を作ったのです

彼がアメリカで作った映画はこの1本だけです

にもかかわらず未だに全世界の人々に勇気と力を与えてくれています

彼の人生哲学が人の心に伝わった証拠だと思っています

その映画の制作秘話を1時間見たら涙が止まりませんでした

ぜひ1人でも多くの人に見て欲しいのでブログに書きました(^◇^)

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