ゴミをめぐる不都合な真実がさらに深刻になると思います
香港では大量の使い捨てマスクが海岸に打ち上げられ、新たなるゴミ問題になると言われています
私たちが生活する上にあたって切っても切り離せないのがゴミです
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
海洋プラスチック問題は今や世界的な大問題になり2050年には海の中のすべての生物よりもプラスチックの量の方が多くなると言われています
国連環境計画(UNEP)が2018年に公表した報告書によると、日本人国民一人当たりのプラスチックゴミを排出する量が世界第2位言うことです
世界第2位ですよ〜(涙)
容器や包装として使われるプラスチックを国民一人当たり年間およそ35Kgも捨てていると言われています
1人が毎日100グラム使い捨てていることになります
米国民に次いで世界で最も多いと言うことです
日本は特に過剰な包装が問題だと私は思っています
自然界に出してしまったプラスチックのゴミは、死んだ動物や植物などの身体、あるいは生ごみとは違って半永久的になくなりません
形を変えマイクロプラスチックになり川や海に大量に入り込んでいるのです
そして魚や貝を通して我々人間の元へ小さくなったプラスチックが帰ってきてるのです
知らず知らずの間に大量のプラスチックをわれわれは毎日食べています
自分の目の前からなくなったゴミが形を変えて戻ってきているのです
現時点ではマイクロプラスチックを摂取したことによる人間への影響は不明だと言われています
しかし、その細くなったプラスチックには様々な化学物質や有害物質が吸着しているのです
行き場のなくなったプラスチックゴミは世界をさまよっています
2017年末に中国が廃プラの受け入れをストップしました
それにより日本で排出されるゴミは受け入れ先を見つけるため右往左往しています
中国の代わりとなる受け入れ先としてマレーシアや東南アジアなどの国へゴミを押し付けているのです
国内の産業廃棄物処理量も増加し、処理施設が増え費用の値上がりなども起きました
最終処分場は逼迫した量に耐えながら処理してると言うことです
環境省は2020年度の廃プラ関連の予算を前年度の84億円から188億円に増加させてます
それだけ行き場の無くなったた廃プラの処理に困っているのです
しかし、来年1月から廃プラゴミの輸出に規制がかかるのです
2019年5月、スイスのジュネーブで開催された国際会議(COP14)で、バーゼル条約が決められたのです
バーゼル条約=一定の廃棄物の国境越える移動等の規制について国際的な枠組み及び手続き等を規定した条約のこと
汚れたプラスチックゴミを輸出するには、相手国の許可が必要となったと言うことです
逆に言うと今までは東南アジアに押し付けていたと言うことなんです
これが改正され今後は廃プラを輸出する際必ず相手国の同意が必要になったと言うことです
2021年の1月1日から発効されます
お金の力で強引に相手国に日本のゴミを押し付けることができなくなったのです
年間100万tを超えるそれらのゴミを一体どうやって処理するのでしょうか?
我々が生活する上にあたって必ずゴミは発生します
しかしそのゴミの量の多さが問題なのです
処理しきれないゴミは海洋投棄されたり埋め立てられたりしています
そして自然に分解されない塵が地球を覆っていくのです
不都合な話ですか真実です
使い捨てマスクのゴミが更なる海洋汚染の原因になる可能性があると言うニュースを受けてゴミ問題をブログに書こうと思いました
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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