コロナ禍による使い捨てマスクが海に大量流出してることが懸念されています
新型コロナウィルスパンデミックにより、使い捨てマスクや除菌ボトルなどが海に流出する「コロナごみ」が問題になっています
僕も使い捨てマスクを使っているので非常に気になるニュースです
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
国連環境計画2018の推計によると、毎年1300万トンのプラスチックゴミが海洋に流出していると言うことです
そこに拍車をかけているのが使い捨てマスクや手袋、除菌ボトルの大量のゴミだということです
地中海ではこのままでいけばクラゲよりもマスクのゴミの方が多くなる可能性があると言われています
香港では使い捨てマスクが大量に漂着していることが報告されています
このまま対策がなされなければ、ゴミ流出量は2050年には現在の4倍になると見込まれています
つまり新型コロナウィルスのパンデミックの次は「コロナごみ」による海洋汚染のパンデミックが起きると言われているのです
僕もこのニュースを聞いてから使い捨てマスクの使用を止めて選択可能なリユースマスクに切り替えようと思っています
しかしリユースマスクでもフィルターを利用すると結局は同じことになると言われているので、手作りマスクなどを使おうと思ってます
みんなにそれをしてくださいと言う内容のブログではありません
僕自身がそう思うのでそんなことを書きます
海洋流出した使い捨てマスクでマイクロプラスチック問題も悪化することがわかりました
マイクロプラスチック問題に関しては、2020年6月の学術誌「サイエンス」で新たな発見が報告されています
工場排水や生活排水に含まれるマイクロプラスチックは間違いなく海洋に流出してると言うことです
その多くが海底に蓄積している可能性があると発表しました
海底は生物多様性の宝庫なのにその場所でプラスチック汚染されると言う事は、海洋エコシステム全体に影響を及ぼすと言うことです
つまり間違いなく人間が口にする多くの魚介類の汚染にもつながっていると言うことです
しかし書いてある内容で最も興味深かった事は別にあります
それは、今回の研究で見つかったマイクロプラスチックは、当初想定していたものと違っていたのです
マイクロプラスチックは、大きなプラスチック商品が分解されて小さくなっていきマイクロ化になると思われてきました
しかし現実はそのほとんどが、繊維や衣服のものであることが判明したのです
合成繊維(ファイバー状プラスチック)が原因だったと言うことです
つまり使い捨てマスクのスペクトル分析を実施すると、その結果マイクロプラスチック流出の可能性が示唆されているのです
衣類や繊維からマイクロプラスチックが出ていると言うことです
僕も初めて聞いて耳を疑いましたが、科学誌ネイチャーにはそのように書かれています
どちらが原因にせよ海洋汚染の現場は待ったなしだと思っています
今世界では生分解性の医療用マスクの開発なども進んでいます
それだけではなく生分解性のある衣服や繊維などの開発も急がなければならないと思うのです
我々が20世紀に大量生産して大量消費したファストファッションなどの洋服も海洋汚染の原因になっていると言うことです
そう考えると本当に今自分のできる事は何なのかと考えさせられます
少なくとも使うマスクぐらいは海を汚さないものにしたいと私は思ってブログに書きました
日本では7月1日からレジ袋の有料化になり人々の関心は少しずつ高まっています
一人一人ができることをやることが大きな意識の変革につながると思うので本当に今一度考えさせられました
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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