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日本の歴史をひもとくと経営にとても役に立つセミナーに参加

歴史が大の苦手な私です

特に日本史が苦手で学生時代は本当に苦しい思いをしました

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

もちろん大河ドラマも見ませんし、歴史物の映画もほとんど見てません

そんな私が受講させていただいたのが、大河ドラマ税理士としても活躍している山本やすぞうさん(わいわい)のセミナーです

歴史上の人物を名前を言われてもさっぱり解りません

そんな僕でも山本さんの話は魅力的でどんどん吸い込まれていきました

昔は京都を中心にして都市部と地方に分かれていたお話

お城の役割と機能のお話(白い城と黒い城がある)

桃山時代のコミュニティーとして活躍した「連歌」と「茶」の文化

その中で千利休がなぜ当時の政治の世界で重宝されたのか?の話が面白かったです

千利休と言えばお茶の人しかわかりません

お茶会とは実際にはお茶を飲む事は1割程度で、9割はコミュニケーションの場として存在したと言う話は面白かったです

茶室はあえて入り口が低く刀を持ち込めないことや政治の世界でのコミュニケーションの場に使われたことなどが分かりました

電話やSNSのない時代にいかにこのコミニケーションの場が大事だったかと言うことです

人とつながりコミニケーションを取ることって時代が変わってもとても大切だということを実感しました

もう一つ印象に残っている話があります

それは「再現性のある成功法則なってないってこと

成功者って失敗を経験し成功している

失敗から何を学んでどう生かすのかによって未来は変わる

山本先生からは大きく3つあるということを学びました

1: 不安を打ち消す術を知っている

2: 他人の失敗を学んでいる

3: 失敗しても復活する法則がある

不安を打ち消す術を知っている例題としては、大河ドラマの「独眼竜政宗」を見ると良いと言うことでした

彼は失敗しても大丈夫と言う経験を身に付けて大きくなった人物らしいです(見ていないのでわかりません笑)

他人の失敗を学んでいる例題としては、大河ドラマの「秀吉」を見ると良い良いと言うことです

ドイツ帝国の初代首相ビスマルクが残した言葉があります

愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ。

お話の中で面白かったのは千利休が城下町の市場で63文で仕入れた茶碗を「信長様は10貫ほどで買ってくれるかなぁ〜」と言われたシーンがあったそうです

9000円程度で仕入れた茶碗を150万円で信長さんは買ってくれるかなぁ〜らと言うことです

信長は、利休が持っていた茶碗を100貫で買ったと言うことです(1500万)

信長は茶碗が欲しかったのではなく、千利休の人脈やコミュニティーにどれぐらい価値があったと言うことを知っていたのです

日本は値段を決めるとき原価を積み上げて値決めをしています

しかし欧州では原価ではなく価値があると言う発想で値段を決めるのです

材料費がいくらかかったから値段がいくらになったと言う発想では永遠に価値を追い求めるビジネスができないと思います

信長は価値と言うものにいち早く気づきマーケティングの戦略としてもトップクラスだったことがわかりました

失敗しても復活する法則がある例題としては、今川氏真から学べると言うことでした

様々なものを学べた時間でした

歴史が大嫌いな私が2時間近いセミナーを受けられた位ですから、絶対に皆さんも興味深く聞けるような内容だと思います

実は山本やすぞうさんは、本業が税理士さんなのでセミナーなどは開催する予定がないかもしれませんが、もし話すような機会があれば絶対にみんなに聞いてほしい内容です

本当にありがとうございました(^◇^)

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