最近私自身「脳疲労」が進んでいるように感じています
コロナ禍のさなか、オンラインでの仕事に費やされる時間が急速に増えているように感じます
経費も削減できて良いのですが、最近自分自身感じたことのない疲れを抱えています
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
その疲れとは「脳の疲労」といったような過去に経験のない疲れです
巷では「ズーム疲れ」オンライン疲れ」「デジバテ」などと言われてるみたいです
私自身の実感としては、オンラインの仕事が増えると脳には普段より何かしらの負荷がかかると思っています
リアルの仕事であれば入れる細かな情報が、得ることができないと、脳は状況を理解するために余計に働くように思います
画面上で伝わってくる情報のほとんどが視覚的情報だからです
長いときにはオンラインで9時間くらい様々なミーティングやセミナーを行っています
そんな時は本当にどっと疲れます
専門家の意見によると「オンライン疲れの背景には、デジタル機器の使用による脳疲労があると考えられているそうです」
やっぱり僕の感覚は間違ってなかった(笑)
脳疲労とは、脳の処理能力が落ちた状態を示すらしいのです
いったい脳疲労とはどんな状態なるでしょうか?
なぜデジタル機器の利用が脳疲労につながるのか?
専門家によると次のようなことが言われています
脳の司令塔的存在である「前頭前野」で情報処理をする場合、次の3つの役割に分断されていると言われています
1: 浅く考える部分「記憶を一時的に保管する脳のメモ帳的なワーキングメモリです」
2: 深く考える部分「前頭前野の熟考機能で指令本部的な働きをする」
3: ぼんやりと考える部分「デフォルトモードネットワーク」
実は脳疲労と言うと、脳全体の酷使しているイメージがあるかもしれませんが、「浅く考える部分」だけが酷使されている状態なのです
その反面に「深く考える部分」「ぼんやりと考える部分」が使われずに錆びていく状態だと言われています
デジタルデバイスの普及によって、本来脳がやるべき仕事「考える」と言う行為がいとも簡単に代替できる時代になりました
固有名詞が思い出せなければ検索するとすぐに出てきます
覚えるべきことも写真を撮っておけばメモする必要もありません
つまりそもそも脳に楽をさせてしまっているのです
そこにオンライン中心の生活が変わると、「視覚過多」の状態になり他の五感が使われない傾向になるということなんです
もともと人間は情報の8割以上を視覚から得ていると言われています
それがオンラインの仕事によりさらに酷使してると言うことです
そもそも私たちの脳は、視覚・聴覚・味覚・臭覚・触覚の五感を通じて情報を「インプット」します
その後前頭葉と呼ばれる場所で情報を取捨選択して「整理」を行い、言葉や行動として「アウトプット」するのです
視覚からのインプットばかりが多くなって脳の整理が追いつかず、脳がゴミ屋敷のようになっている状態が起こってるらしいのです
つまり「情報メタボ」と言うべき生活を長く続けていると、物忘れや記憶力の低下、思考力や集中力、コミュニケーション力低下等の症状が現れると言うことです
ひどい場合にはうつ病につながることもあり得ると言われています
その後寝付きが悪くなり、眠りが浅いなどの睡眠障害を抱える人も多いです
脳の疲労はいつの間にか蓄積し、放って置くと深刻な状態に発展することが多いと言われています
つまり私の状態はやばいと言うことです
脳疲労になった場合どうしたら良いのでしょうか?
解消するには、スマホやパソコンなどから一定期間離れる「デジタルデトックス」が有効できたと言われています
しかし仕事で毎日使っている人間としては、なかなか実行できない現場があります
そこで重要となるのが「デフォルトモードネットワーク」を活性することらしいのです
ぼんやりと考える部分です
デフォルトモードネットワークは、21世紀の脳科学の最大の発見の一つだと言われています
従来の脳科学では、「脳」は何もしないでぼんやりしているときは活動していないと考えられてきました
しかし実際は「ボーッと」している最中、脳は決して活動を止めているわけではありません
内側前頭前野や後部帯状回など、脳内の複数の離れた領域が、同期・協調して働いてネットワークでつながって活性化してることがわかったのです
デフォルトモードネットワークを稼働させることで、ひらめきやアイデアが浮かびやすくなり、記憶力が鍛えられたり、脳の老化が抑えられたりと言う効果もあることがわかりました
デフォルトモードネットワークを「我に返る脳機能」と読んだりもします
この機能が働いているときは、脳は活動時の15倍ものエネルギーを消費し、これまで蓄積された情報メタボを整理整頓してリフレッシュしてくれるのです
このネットワークは、視覚を遮断した時にしか活性化しないんです
そういう意味からも今「瞑想」や「座禅」が流行っていると言う理由もあります
1日5分でいいので、ぼんやりする時間を作ることが大切だと言われています
僕は湯船にお湯を入れて、ゆったりと目をつぶりお風呂に5分間つかることをお勧めします
そしてデジタルデトックスの意味を込めて、週末は温泉に出かけてリラックスすることも大切です
温泉に入りながらデジタル機器を使うと言うのは不可能なので、5分から10分でいいのでゆったりと自然の中で温泉を感じて欲しいのです
簡単なことです
視覚を遮断してぼーっとするだけです
それが脳疲労を解決するとても大切なことだと知りました
ぜひ実践してみて下さい(^◇^)
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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