人間が科学を使って自然を征服すると言う思考には疑いを感じる
以前ブログで指摘したことが現実化してきました
それは殺虫剤で死なない「蚊」が出現し始めていると言うことです
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
蚊は全世界で人間を最も死に至らしめている人類最強の敵である事は間違いありません
マラリヤやデング熱などは蚊を媒体として人間に襲いかかります
これらの感染症で年間70万人以上もの人が亡くなっているのも事実です
日本でも2014年に蚊に夜デング熱で人が亡くなったと言うことが確認されています
人類にとっての脅威でもある「蚊」を何とか封じ込めないかと言うことで、遺伝子を操作した7億5000万匹あまりの「遺伝子操作された蚊」が自然界に放たれました
この遺伝子組み換えされた蚊は「OX5034」と呼ばれています
蚊が血を吸うのは卵を産むメスのみで、オスは花蜜しか吸わないことから感染症を媒介させる事はありません
今回はキラー遺伝子を組み込んだオスの蚊を解き放したと言うことです
このキラー遺伝子を組み込んだオスと交尾をして生まれた子供がメスであればその子は死んでしまうと組み込まれているのです
これによって子孫を残せないようにして絶滅させようと言うことです
本当にその通りになるのでしょうか?
いかなる生命も自分たちの子孫を残し生き残るために過去何度も変容し続けてきました
生命が子孫を残し次世代へ引き継ぐ事は自然界では普遍的なものだと思っているのです
その中で蚊が突然変異をして変化していくことも想定されています
結果どうなったか?
従来の蚊より強い抵抗力を持つ新種の蚊が生まれたと言うことです
さらにそれらの人種の蚊は、殺虫剤に耐性を持ったスーパー蚊であるのです
日本でも多くの人が蚊取り製品やスプレーが手放せなかったのではないでしょうか?
しかし近い将来には、そのような殺虫剤が効かない耐性を持った蚊が増えることも想定されます
発表された論文の調査が行われたのはコスタリカです
農家によって殺虫剤が巻かれた農地の方が、近隣の森林に比べて蚊に刺されることが多かったと言う結果が出ました
調べてみると害虫駆除で巻かれた殺虫剤に耐性のある「蚊」が多数発見されたと言うことです
殺虫剤に耐性のある蚊は、1代で終わらず次世代以降も薬剤耐性を持った子孫を残すと言うことがわかっています
そこで人間は最も頃かな行動に出ます
それは薬剤耐性のある蚊に効き目のある殺虫剤を開発して行っているのです
誰もがその続きは分かりますよね
新しい殺虫剤を巻けば、その薬に耐性する蚊がまた生まれます
そうするとさらに強い殺虫剤を開発すると言ういたちごっこに陥るのです
加えて論文では殺虫剤によって、蚊の点滴になるトンボが減ってしまい、結果的に家の数を増やしてしまっていることになっているのです
どこまでも人類は馬鹿だとしか言いようがありません
蚊は薬剤耐性を獲得するが、トンボはできなかったと言うことです
これは決して「蚊」だけの話では無いのです
薬剤耐性の問題は、医療現場で抗生物質が効かない細菌が多数現れていることと構造は全く同じです
問題は蚊にあるのではなく、人間の「科学を使って自然を征服する」と言う思想に原因があると私は思っています
ゲノム編集技術がノーベル化学賞を取り盛り上がってる今ですが、本当に遺伝子組み換え技術やゲノム編集技術が世のためになるのか、悪い結果になるのかは人間の良心にかかっていると思います
もろ刃の剣と言うことです
最終的には科学が悪いのでなく、人間の意識に問題があると思っています
1日でも早く人間の意識が高い次元に移行できるように強く願います
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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