映画「ミッドウェイ」を観て思うこと
先日映画館で大迫力の映画「ミッドウェイ」を観てきましたw
大好きな監督の1人でもあるローランド・エメリッヒ監督の最新作です
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
エメリッヒ監督と言えば「ハリウッドの破壊王」と異名を持つ監督で、大迫力の映像を見せてくれる監督なので期待が大きかったです
実際に「インデペンデンス・デイ」や「デイ・アフター・トゥモロー」などでVXFを駆使した過去に見たことない大迫力の映像を世界に届けた監督です
今回も、太平洋戦争の転換点となった「ミッドウェイ海戦」をテーマに描き大迫力の映像で完璧に再現した映画でもあります
しかし、僕がこの映画を見てとても感動と感銘を受けたことがあります
それは今までの戦争映画とは違う、全く違う描き方がされているハリウッド映画としては珍しい作品だったからです
この映画は史実に忠実に撮影するために、エメリッヒ監督は20年に及ぶリサーチを重ね、さらに新たな発見された日本軍側の貴重な資料をもとにミッドウェイ海戦を完璧に再現しています
つまりこの映画は実際に起こった事実だと言うことです
戦争を知らない世代の我々にとっては、これが映画ではなくて実際に起こったことだと思うと本当に戦争そのものの意味を深く感じさせてくれます
そして戦争やイクサと言えば戦略が戦術がとても大切と言われています
映画を見て感じる事は、ミッドウェイ海戦はアメリカと日本国との両国で繰り広げられた超高度な情報戦だと言う部分もすごかったです
相手の暗号をいかに解読して、先手を打つかによって勝敗の多くが決まると言う部分がリアリズムで本当にすごかったです
とりあえず見てない人のためにストーリーはこちらです⬇︎
1941年12月7日、日本軍は戦争の早期終結を狙う連合艦隊司令官・山本五十六の命により、真珠湾のアメリカ艦隊に攻撃を仕掛ける。大打撃を受けたアメリカ海軍は、兵士の士気高揚に長けたチェスター・ニミッツを新たな太平洋艦隊司令長官に任命。日米の攻防が激化する中、本土攻撃の脅威に焦る日本軍は、大戦力を投入した次なる戦いを計画する。真珠湾の反省から情報戦に注力するアメリカ軍は、その目的地をハワイ諸島北西のミッドウェイ島と分析し、全戦力を集中した逆襲に勝負をかける。そしてついに、空中・海上・海中のすべてが戦場となる3日間の壮絶な戦いが幕を開ける。
https://m.youtube.com/watch?v=_HWNoT7gwKc
ミッドウェイ海戦は、ある意味パールハーバーに対する日本軍の奇襲攻撃への報復だと言うことです
歴史に疎い私は、当時の日本軍がこれほど強くて世界から恐れられていたと言うことを知りません
ましてや日本側から奇襲攻撃をかけ大国アメリカに戦いを挑んでたと思うとぞっとします
しかし僕が1番この映画でびっくりした事は、日本人=悪あるいは侵略者として描かれてないことです
アメリカ映画(特にハリウッド資本の映画)は、常に敵や悪者を作り、それをやっつけるヒーローやアメリカの群像を描くことを今までしてきました
アメリカが強く悪いものを容赦せずにやっつけると言うスタイルです
ですから戦争映画となると、当然敵の国は悪い風に描かれます
それは50年以上もの間スタイルが変わらずにハリウッド映画作り続けられてきました
ところが今回の映画を見ると、完全に時代は変わりハリウッド映画の1つの戦争映画に対する描き方が完全に変わったことを印象づけられました
本当の意味で戦争に勝者はいません!
違いが傷つき犠牲を払い、多くの涙を流すのが戦争です
今回の映画でも日米双方に、国を愛し、大切な誰かのために戦う男たちがいたことが尊敬を込めて描かれています
実際にエメリッヒ監督もこのようなことを言っています
多くの命が失われる戦争には勝者はなく、敗者しからいない。だからこそ、二度と起きてはならない戦争を描いたこの映画を、日米の軍人たちに捧げるないようにしたかった。
時流の流れを感じます
競争の社会から調和や共生の社会に変わってきていると思っています
昔前は映画を見ても明確に、「善と悪」「味方と敵」「ヒーローと悪者」など明確に黒と白が分かれており最後は白が勝つと言うストーリーでした
混沌とした世の中の中で物事はそんなに白黒はっきりつくとは思いませんし、物の見方によっては逆転することもあるのです
特に戦争を描く場合には、違いを描くことにより最後には勝者がいないと言うことを明確にメッセージとして送り出しています
そこに僕は感動して感銘を受けました
ハリウッド映画の大きな流れが変わる予感もしています
この映画は見ると言うよりも映画館で体験してほしいです
迫力の映像と音響にゆり、この映画が持つ本質を体験してほしいのです
そんなことを感じてブログに書きました(^◇^)
美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
No comments yet.