地球の自然を壊し人工物を作り続ける事は果たして本当に良いことなのか?

2020年の12月9日にびっくりするニュースが飛び込んできました
それは、人類が生み出した人工物の総量が地球上の全生物の量を上回ったと見られると言う報告でした
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
具体的には、人間がこれまでに作り出したコンクリートやプラスチックなどの総量は1兆トンを上回り、森林や植物など自然由来のものよりも多くなると言うことなのです

20世紀初頭には人工物の量は生物量の3%に過ぎなかったのです
つまりこの100年余りで急激に伸びており、人間が地球に与える影響がいかに大きいかを示す結果になったのです
この100年間では、年間300億トンずつ生産されている計算になります

この量は、人間一人ひとりにとって自分の体重以上の人工物が毎週生産される計算になります
そしてこのままのペースで増え続ければ2040年には人工物量が生物量の3倍近くに達するとみられています
もちろん自然を壊して都市開発するな!と単純な話を言いたいわけではありません

われわれは人工物によって都市が作られ便利快適な生活を手に入れています
そのために海を埋め立てたり、森林を伐採したり、山を削って街が作られているのも事実です
人口増加に伴うインフラ整備や世界の都市化にそのまま反対しているわけではありません
しかしこのままでいいのかと言う疑念はすごく持ってます
実際に人類は植物を伐採するなどして2兆トンから1兆トンまで半減させた事実があります

私がこの中で1番懸念してるのは、人工物の生産量が急激に増えただけではなく、使用価値がなくなったものは再生利用可能でない限りただ廃棄されて蓄積されていくと言うことです
人工物のほとんどは利用価値がなくなれば廃棄されてると言うことです
そのように蓄積されていく人工物によって、人類は自然界の生物を着々と絶滅させているのです

生物量を激減させていると言う事は、間違いなく自然に悪影響を及ぼしていると言うことになります
人間はこれまでに物質科学(西洋科学)は発達してきたのですが、精神科学や生命科学はいまだに進んでないように感じます
物質科学は人間の都合の良いように自然を支配すると言う形で広がってきてるのです

人間が自然を支配する様子をわかりやすくまとめたアニメーションがあるので参考までに見てください⬇︎
自然と調和した生き方や共存共生する生き方を作り出す発想がなかったのでしょうか?
100年位前前の生活は自然と共に暮らしていたと思います

自然の大切さを知り、共存共生の意味合いをわかっていたように感じるのです
他の動植物の恵みや、大自然と共に生きる生き方
昨年アイヌ文化に触れることによって、そんなことを感じました

この100年間で人間に何が起きたのでしょうか?
原因は人間の「利己的な欲」と「無関心」だと思うのです
自分の目の前の生活や利害関係ばかり考えていては全体が見えなくなると思っています
全体の中(自然の中)の一部であると言うことを捉えられなくなると人は利己的になり、他のことに無関心になるように感じます
人間が都合の良いような形で自然を支配する事は絶対に良くないと思っています

もしそのまま進むのであれば、自然界は人間に対して牙をむいてくると思っています
人間の都合だけで作られた地球に未来は無いのです
とても悲しいことだし残念なことだと思う

そして最低限100年以上前は自然とともに豊かに生きていたと言う現実があるので、必ず可能性があると思ってます
そんなことを感じてブログを書きました(^◇^)

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
初めて私のブログをご覧頂ける方はコチラもご一読頂ければ幸いです。
》鳥辺康則(とりちゃん)の生い立ち
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