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想像以上にアマゾン熱帯雨林を失っている現実があります

アマゾン川流域に広がる熱帯雨林は、地球にとって重要な酸素排出源で、温暖化を遅らせるために不可欠な二酸化炭素吸収源である事は事実です

生物多様性にとっても重要で、約3億種類の動植物が生息しており、また約100万人の先住民が暮らしている

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

過去50年間でアマゾンの熱帯雨林の5分の1が失われたと言われています

しかしここ数年で想像以上にそれが加速し、われわれは大切な酸素供給源を失っていることになっているのです

そして英科学誌ネイチャーでとんでもないことが発表されました

それはアマゾンの熱帯雨林がCO2の吸収よりも、排出の方が上回ったと言うニュースです

アマゾンの熱帯雨林による過去10年間の二酸化炭素(CO2)排出量は、吸収量を20%近く上回ったと言うものです

皆さんご存知の通り熱帯雨林は二酸化炭素を吸収し酸素を発生させる地球の酸素供給元です

その熱帯雨林が二酸化炭素を排出するとはどういうことなのでしょうか?

原因は森林伐採や火災、野焼きなどが経済と言う名のもとに平気で進められていると言うことです

火災や開墾による森林破壊の面積は2017、18年にはいずれも100万ヘクタールだったが、2019年には4倍近く増加し、オランダの国土面積に相当する390万ヘクタールまで拡大してます

人類がもはや、炭素削減を世界最大の熱帯雨林にも頼ることができないことが示されたわけです

なぜアマゾンの破壊が進み続けるのでしょうか?

原因は2019年1月に就任した、ジャイル・ボルソナロ大統領です

ボルソナロ大統領はアマゾン川流域の熱帯雨林において、農業や工業の推進を推奨しているのです

つまり森林伐採や野焼きを推奨して、アマゾンの熱帯雨林をお金儲けのために使ってるのです

地球環境問題よりも経済最優先と言うことです

実際私たちが何気なく買う鶏肉や牛肉がアマゾンの森林伐採に関係しているのです

大量の鶏肉を飼育するための大豆が栽培されていたり、牛肉のための餌が栽培されています

我々が何気なく買う安い鶏肉はアマゾンの損失とつながっているのです

気候変動枠組み条約第25回締約会議(COP25)中でもこの問題は取り上げられました

実行可能な地球温暖化解決策は、消費資本主義と両立できるのか?

答えはこういうものでした⬇︎

その質問には簡単な答えがある。私たちに選択股はないと言うことだ。気候に関して残された時間は急速に失われており、他に道は無い。既存の経済パラダイムないでこれを成功させるか、失敗させるかの瀬戸際である。

地球環境汚染や気候変動の問題は待ったなしの状態なんです

にもかかわらず世界のリーダーは経済最優先を選択している

特に今のブラジル大統領は、地球の肺と言われるアマゾンの熱帯雨林を急激なスピードで消失させている

さすがに今回は米国のバイデン大統領が気候変動対策の強化をブラジル側にも求めたらしく、珍しく思ってもないことをこの大統領は口にしています

それは2030年までにアマゾンの違法な森林伐採をゼロにすると公言したのです

自分が推奨して広げていた森林伐採を、止めることを言わざるを得ないくらいプレッシャーをかけられたみたいです

ボルソナーロ氏はこれまで、アマゾンの開発規制の緩和を主張し、監視機関の人員や予算を削減。欧米からの批判には「アマゾンはブラジルの主権だ」などと述べ、対応を後回しにしてきました

だが、米国が地球温暖化に懐疑的なトランプ前政権から、気候変動対策に積極的に取り組むとするバイデン政権に代わったことで、開き直りを続けられなくなった形なんです

地球環境汚染や気候変動の問題は国を越えてすべての地球に住んでいる生き物たちの重大な問題なんです

自国のことを優先して勝手にやっていいと言う場合ではないです

そんなことを今回残念なニュースを聞いて感じたのでブログに書きました

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