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日本で薬物依存者が増えていると言うニュースを聞きました

薬物依存者が増えていると言う話を聞くと、違法薬物が広がっていると言うイメージが思いつきます

実際若者を中心に違法薬物も広がっているのですが、もっと怖いのは違法薬物ではなく処方薬の依存症を抱える人が増えていると言うニュースです

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

つまり病院で処方されるお薬によって依存症の方が増えていると言うのです

特に深刻なのが精神科医で処方される睡眠薬や抗不安薬などのお薬です

日本では今2割が不眠症で悩んでいて、6割が不眠症予備軍とも言われています

睡眠導入薬や睡眠薬が簡単に処方される時代です

さらにコロナ禍で精神的ストレスがかかり抗不安薬などのお薬が最近多く処方されるようになりました

そのほとんどの処方薬(エチゾラム・フルニトラゼパム・トリアゾラム・ゾルピデムなど)は、ベンゾジアゼピン受容体作動薬として分類されるお薬なんです

通称「ベンゾ」と分類されるお薬です

これらのお薬による依存症の方が著しく増えているのです

特に睡眠導入薬の「デパス」は依存性が高くコカインやヘロインと同じカテゴリーに属してると言われています

デパスに代表されるベンゾジアゼピン系の睡眠導入薬によって副作用が数多く報告されています

これらの薬の恐ろしさは、医師の指示通りに服用しても依存症になってしまうのです

いちど依存症になると克服するのが困難です

なぜならば重度の離脱症状がが起きて、痙攣作用や幻覚、妄想などの症状に襲われるからです

ヘロインやコカインと同じなんです

睡眠導入剤は脳の機能を低下させて眠気を誘うものなので、海外では認知症の発症リスクが著しく高まると言う報告もなされています

厚生労働省は薬事・食品衛生審議会・医薬品等安全対策部会の審議を受け、デパスなどのベンゾジアゼピン系睡眠導入剤について「依存性が生じることがある」と注意喚起がされています

添付文書を改訂するよう、日本製薬団体連合会に通知出されました

発売以来、30年にわたって「普通薬」として販売され、ジェネリック薬も多数売られている睡眠導入剤はヘロインやコカインなみの麻薬と一緒なのです

厚労省医薬・生活衛生局はデパスを名指しして「精神障害の原因」と断じてもいます

これだけ危険な薬物にもかかわらず精神科医は平気で簡単に処方します

ある精神科医のコラムを読んでいたらびっくりすることが書いていました

それは精神科医は平気で次のようなことを言って薬を処方するらしいのです

「ではお薬を調整しておきますね」

「お薬を追加しておきましょう」

「とりあえずお薬を処方しておきましょう」

悪い言い方をしたら「売人」的医療機関が多いと言うことです

いちど依存症になったら減薬がしずらく、治療が安易でないことを医者は知ってるはずです

このベンゾ依存症患者は2000年以降飛躍的に増えています

原因の一つは、新しい抗うつ薬の登場です

1999年に最初の選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)であるフルボキサミンが、そして続く2000年にはパロキセチンが国内で販売されたのです

従来の三環系抗うつ薬に比べて副作用が少なかったことから、精神科医はそれまでより気軽に抗うつ薬を処方できるようになったんです

原因の二つ目は、製薬会社による「うつは心の風邪」と言うキャッチコピーを用いた新薬プロモーションが広がったことです

風邪のひき始めにはすぐ薬を飲みましょう〜的な感覚で、人々の精神科受診に対する抵抗感を緩和し薬を大量に服用させたのです

この新しい抗うつ剤の副作用により睡眠障害が起こる人が激増したのです

その結果として睡眠障害を持っている患者と認定されベンゾが簡単に処方されたのです

ある精神科医のコラムの中ではこのように書いてありました

精神科医は明らかに時代の変化に遅れをとっている。精神科医の中心的疾患は依然として統合失調症であり、それゆえに治療論はともすれば「まずは薬物療法」と言う考えから何も変わっていない。

とりあえず薬を処方しときましょう〜

このことから薬物依存症の人が増えていると思うと怖くなりました

ストレス社会の中で多くの方が睡眠障害や精神的不安障害に悩んでいると思います

しかし薬に頼ると取り返しのつかないことになると言うことなのです

そんなことをニュースを聞いて感じたのでブログにまとめました

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