米国の研究で分かったことは化粧品の半分以上に発がん性物質の化学物質が含まれている

衝撃的なタイトルだと思うのですが先日読んだニューズウィークに書いてあった特集記事です
内容を読んでいると怖くなるようなことがたくさん書いてありました
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
記事の内容はあくまでもアメリカとカナダで販売及び使用されている化粧品に限られたものです

米ノートルダム大学は、学術誌「エンバイロメンタル・サイエンス・アンド・テクノロジー・レターズ」に新たな研究報告を発表したのです
その報告書によると販売されてる化粧品の半分以上に、発がん性物質が含まれていると言う指摘があったのです
その発がん性物質とは、高濃度有機フッ素化合物(PFAS)と言うものです
以前にもブログに書いたのですが、PFASは別名「フォーエバー・ケミカル」と呼ばれており体内に入ると永遠に残留する化学物質と言われています

https://117kirei.com/20210118toribeblog/
その危険な化学物質が皮膚や涙菅、目や口から体内に入り永遠に蓄積されて良い極めて危険だと言うことなのです
腎臓がん・精巣がん・高血圧・甲状腺疾患・新生児の低体重や子供の免疫毒性などもはっきりと報告されています
さらにPFASは、環境に悪影響を及ぼすことが指摘されているのです
永遠にに分解されることなく地球環境を汚染し続ける物質です

研究チームは、コンシーラーやファンデーション、アイメイク用およびリップメイク用の200を超える製品について調べました
その結果全体の52%の製品から高濃度の有機フッ素化合物が検出されたと言うことです
ファンデーションからは63%、液体状の口辺には62%、ウォータープルーフマスカラは82%の確率で検出されたのです

これに対してノートルダム大学の物理学教授であるグラハム・ピーズリー氏は次のようなことを言っています
消費者がリスクにさらされていることに加え、日々何百万人もの消費者にこれらの製品を提供している業界の規模を考えると、きわめて憂慮すべき研究結果だ!これらの化粧品は目や口の周りに使用するため、皮膚や涙管から体内に吸収されるおそれがある。口や鼻から体内に入る可能性もある。PFASは持続性のある化学物質で、血流に入り込むとそこにとどまり、蓄積されていく。製造や廃棄の過程で環境を汚染するリスクもあり、そうなるとさらに多くの人に影響が及びかねない
現実的には恐ろしくなるような話です
これはカナダやアメリカの化粧品だけなのでしょうか?
とてもそんな風には思えません
実際アメリカやカナダも成分表示に関する規制が十分でないため、化粧品にどれだけの勇気フッ素化合物が使用されているのか分かりません

まして日本では一切それらの化学物質の成分表示に関する規制もないのでわからないことになっています
米国では今化粧品へのPFAS添加を禁じる新たな法案が議論されているそうです
内容は米食品医薬品局(FDA)に対して、化粧品へのPFASを禁止するように求めていると言うことです
実際に化粧品に含まれる化学物質は現在ほぼ規定されていない状態で多くの消費者が毎日使う口紅やマスカラなどの製品に有害化学物質が多量に含まれているのが現実です

日本でもこのままの野放しでよろしいのでしょうか?
もっと日本の研究者も化粧品などに含まれる有害化学物質の研究などをしてほしいと思っています
そしてそれを開示して、PFASを含まない製品開発に取り組んでほしいと思っています
全部の製品に含まれたわけではないので、心あるメーカーは極力そういう化学物質を含まない商品を販売していたと言うことです
そちらのほうに未来の希望を託したいですね
ニューズウィークのニュースを読んでそんなふうに感じたのでブログに書きました(^◇^)

美と健康を通して地球環境浄化(^◇^)
地球の応援団長こと鳥辺康則です。
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