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古い概念にいつまでも振り回されていては何も人生は変わらない

私も50歳を過ぎると古い概念や過去の観念に囚われる時がたまたまあります

その古い執着が新しい時代の流れに乗れない自分を作っているように感じます

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

先日WEBニュースの中で気になる記事を見つけました

それは「長時間労働が原因で、年間74万5000人以上が死亡している」と言う事実です

日本語には「過労死」という言葉があるくらいですから、長時間労働、働き過ぎは死亡リスクを高めるのは誰でも思い当たることかもしれません

世界保健機関(WHO)が、働きすぎと死亡リスクに関する新たな調査研究を発表しました

詳しく知りたい方はこちらを読んでください⬇︎

https://newspass.jp/a/2f9d5

特に古い観念の日本人は「長時間働くこと=美徳」と言う呪縛からいまだに解放されてない現実があります

土日も働き、残業をするのが当たり前と言う時代を乗り切った世代だからです

一体それで何を得たのでしょうか?

中高年うつの増加や家庭崩壊、過労死、収入減、突然のポストオフや早期退職、リストラなど、頑張りすぎて心身ともにダメージを負ったり、いくら頑張っても報われない状況が常態化して久しい日本のサラリーマンです

一体何のための人生なのでしょうか?

今回WHOが定義したのは、長時間労働=週55時間以上労働してる人のことを意味するらしいです

週5日間として11時間以上労働する人が当てはまります

もしくは週6日に働いてるとしたら9時間労働に相当します

日本人の感覚でこれを聞いてそんなにものすごい残業していると感じてない人がいたら時代錯誤と言うことです

それが古い概念や過去の習慣と言うことです

WHOによると世界の約9%の労働者= 4億8800万人が該当すると言うことです

特に多いのがアジア圏だそうです

逆に少ないのがヨーロッパや北米と言うことでした

終身雇用や年功序列が定着し、かつては「頑張る」ことで得られる成果がわかりやすい時代でした

しかし時代が変わり、がんばっていい会社に入り、人並みに頑張れば安泰と言うこれまでの考えが通用しなくなったのです

努力、根性、がむしゃら、頑張ることが美徳とされた時代は終わったのかもしれません

努力や頑張ることがダメではありません

無理をすることがダメだと言うことです

最近著しく業績を伸ばしているワークマンの企業スタイルを見てもわかります

ノルマが一切なく強制的な指導もありません

自発的にやる社員が周りと切磋琢磨に頑張っているのです

また脳科学的にも次のようなことが言われています

「脳には一時的に情報を蓄えるワーキングメモリと呼ばれる機能があり、思考や判断を担っています。実は、このメモリ容量がとても少ないんです。『あれもこれも』と無理に頑張ったところで、メモリはすぐにいっぱいになってしまいます。  そうなると、本来使うべき思考や判断にワーキングメモリが使えなくなり、かえって効率が悪くなります。このため、できるだけ余計な頑張りを減らし、脳に余裕を与えるほうが、高い成果を上げることができるのです」

もう一度言いますか努力や頑張ることが悪いわけではありません

無理をし続けると必ずどこかに弊害が来ると言うことです

今までの時代は無理をしても歯を食いしばって頑張ってきた時代です

しかし無理には限界があるのです

その限界点を超えた時病気になったり最悪の場合死んでしまうと言うことです

人間は早く死ぬために仕事をしているわけではありません

無理をした結果ストレスが蓄積されているうつ病や心の病がやってくるのです

ストレスが蓄積されていくと心身が疲弊し、依存症や人間関係の悪化などの症状が表れます

その状況が改善されない場合は免疫力の低下などから、いろいろな疾病に繫がっていく恐れもあります

真面目な人ほど自分のストレスに気づかず頑張り続けてしまいます

何事も完璧を目指すのではなく遊びの部分が必要です

ブレーキも精度が良くすぎると事故を起こします

遊びがあるから適度に柔軟性に機能が発揮できるのです

本当に死んでまでやらなければならない仕事なんて世の中にはありません

長時間労働を見直す職場環境を多く作ってほしいと思います

ちなみにわが社は全員定時で帰るようになっています

休日出勤や残業もほとんどありません

いち早く時代の流れとともにそのような体制を組んできました

今回WHOの発表を聞いてそんなことを思ってブログに書きました(^◇^)

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