ブログ

珊瑚を守るために正しい日焼け止めをチョイスしてほしいと思います

先日講習会の中で「日本で使用されている一部の日焼け止めをハワイで使うと罰則がある!」と言う話をさせていただきました

その後お客様から「なぜなの?」と言う質問を受けたのです

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

なぜならば日焼け止めに含まれる一部の成分がサンゴ礁に悪影響を与えることがわかっており規制が全世界で広がっているからです

米国の人気観光地ハワイ、カリブ海のバージン諸島、太平洋の島国パラオ、東南アジアのタイなどでも日焼け止めの持ち込みを規制する流れが広がっています

もうちょっと詳しく書くと

■パラオ
世界中のダイバーに人気のパラオでは2018年11月に、サンゴ礁に対して有害な物質を含む日焼け止め製品の販売や持ち込みを禁ずる条項を含む法律「The Responsible Tourism Education Act 2018」が成立。国レベルで日焼け止め成分を規制する法律が成立したのはパラオが初めてで、前述のオキシベンゾンとオクチノキサートに加え、オクトクリレン、エンザカメン、トリクロサン、メチルパラベン、エチルパラベン、ブチルパラベン、ベンジルパラベン、フェノキシエタノールの10種類の化学物質を含む日焼け止めやスキンケア製品の販売・使用を禁止しています。施行日は2020年1月1日。違反者は1,000ドル以下の罰金の対象となるそうです。

■ハワイ
サンゴに有害な成分を含む日焼け止めの規制にいち早く動いたのが、日本人にも人気のリゾート、ハワイです。2016年には酸化亜鉛か酸化チタンを使用した日焼け止めを使うように呼びかけがスタートし、2018年5月にはハワイ州議会で、サンゴ礁への有害性が指摘される成分を含んだ日焼け止めの販売を禁止する法案が可決。7月に州知事による署名で法案が成立し、2021年1月1日からの施行が決まりました。オキシベンゾンとオクチノキサートが含まれる日焼け止めの販売や流通が禁止されます。

■オランダ領ボネール
アメリカのダイビング雑誌の人気ランキングでは常に上位にランクインするのが、カリブ海に浮かぶオランダ領ボネール島。2018年5月に評議会の会議で、ハワイの法案にならい、2021年1月1日からオキシベンゾンとオクチノキサートが含まれるすべての日焼け止め製品の禁止が決定しました。

このほかにも、カンクンやコスメルを含むメキシコの自然保護区では、生分解性ではない日焼け止めの使用を禁止するなど、自然に優しい成分の日焼け止めを使うことは、世界全体の流れとなりつつあります。今後も、サンゴ礁に対して有害な物質を含む日焼け止め製品を禁止するエリアは増えてくると予想されます。

いずれの地域も対象になっているのは「オキシベンゾン」「オクチノキサートorメトキシケイヒ酸エチルヘキシル」などの特定の化学物質が含まれる日焼け止めに規制がかかっているのです

オキシベンゾンは最近は使用される例が少なくなってきた紫外線吸収剤です。というのも、ヨーロッパでは環境ホルモン作用の問題などが疑問視されてます

オクチノキサートもヨーロッパでは環境ホルモンリストに入っている成分です

日本では成分表示に「メトキシケイヒ酸エチルヘキシル」という名前で表示されます

日焼け止めだけではなくUVカット機能付きの化粧下地、ファンデーション、SPFのリップなどにも含まれています

今回ハワイでの禁止が決まったオキシベンゾンとオクチノキサートはもう何十年も前から水質汚染の原因になっていると指摘されてきました

ヨーロッパではすでに環境ホルモンとしてリストアップされている成分であり、もちろん人体への影響もあります

実際に、オクチノキサート(メトキシケイヒ酸エチルヘキシル)はアレルギーを起こす人もいます

肌の敏感な人はもちろんのこと、肌の弱い子どもへの影響も気になるところです

たとえ少量であっても、長期の使用が続けばどうなるのか?と疑問視をしている研究者もいる成分なので、使用を控えるべきだと思うのです

サンゴに有害な成分オキシべンゾンは62ppt(オリンピック競技用プール6個半中の水滴1滴に相当)の低濃度まで希釈された場合でも、サンゴへの有害性が科学的に実証されてます

日本で販売されている日焼け止めも含まれているものもかなりあり注意が必要です

できればこれらの化学物質が含まれていない日焼け止めを絶対にチョイスしてほしいです

国際自然保護連盟(IUCN)でも、20年の総会で、サンゴ礁が日焼け止めが含む化学物質にできるだけさらされないよう、法や規制の整備を奨励する決議が採択されました

そして今後全世界で規制の流れは強化されることが決まってます

残念ながら日本では日焼け止めの使用や販売に規制をかける動きは全くありません

環境省は何をやってるのでしょうか?

一部の地域では行政がガイドルールを決め対象の化学物質が入っている日焼け止めを使わないよう2019年から呼びかけていますがそのこと自体が告知されてないので一向に広まっていません

またも全世界の規制の流れに乗れないわが国日本です

これらの成分以外でも様々な化学物質の影響によって珊瑚は影響受けています

様々な化学物質がさんごの白化を促したり、成長を阻害したりすると言うことです

実はこれって日焼け止めの話ではないんです

琉球大学や北里大学などの研究グループが発表したデータによると生活排水などに含まれる化学物質が珊瑚の生育を妨げていると言うこともわかっています

我々が使う大量の化学物質が間違いなく海の海洋生物や珊瑚に悪影響与えていると言う事は間違いないでしょう

過去にそのことをブログで書いたのでよかったら読んでみて下さい⬇︎

https://117kirei.com/20210420toribeblog/

どうしても海に行って日焼け止めを使われる方がいたら、それらの対象化学物質が入ってない商品を選んで欲しいと思っています

またそれらの化学物質を使った日焼け止めを作ってるメーカーにも規制をかける動きをぜひしてほしいと思っています

世界の多くの地域でサンゴが死んでいってる悲しい現状があります

サンゴが死滅すると海の中の海洋生物や陸上の生き物にまで影響及ぼすと言うことがわかっています

我々の賢いチョイスで少しでも海の中の海洋生物や珊瑚が守ることができるのであればぜひ選択してほしいです

そんなことを思ってブログに書きました(^◇^)

  • Comment ( 0 )

  • Trackbacks are closed.

  1. No comments yet.

You must be logged in to post a comment.

Related posts

最近の記事

おすすめの記事

おすすめ商品

キャンペーン情報