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我々が思ってる以上に大気汚染は人の命に関わる大問題である

世界保健機関(WHO)は今までの見解を改め少量の大気汚染物質でも深刻な健康への被害があることを発表しました

そして大気汚染が危険な水準にある地域に住む世界人口が爆発的に増えていることを警告したのです

株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)

そして具体的にどの大気汚染化学物質が健康被害に影響あるのかを発表したのです

WHOはオゾン、二酸化窒素、二酸化硫黄、一酸化炭素などの量を減らすことを推奨しています

それだけ健康被害があると言うことです

しかし最も重要なのは燃料燃焼により排出される汚染物質で血流と肺の両方に浸透する2つの粒子状物質、PM2.5とPM10だと断言しました

特にPM2.5は今まで許容量だと言われていた半分以下でも健康被害があることが確認され2005年に作られた指針が変更されたのです

新しい指針によると1立方メートルあたり5マイクログラムで命に関わる危険な弊害があると言うことです

PM10は1立方メートルあたり15マイクログラムです

WHOは、こうした特定の汚染物質の量を減らすことが急務であり、それらの対策をとれば他の汚染物質にも同様に効果があり大気がきれいになることを示唆しています

WHOの報告書によると大気汚染の影響から世界で死亡される方は毎年約700万人以上いると言われています

新型コロナウィルス世界パンデミックで死亡されたは、全世界で累計500万人です(2021年10月3日)

どれぐらい深刻かがわかると思います

また大気汚染は子供の喘息を引き起こし、肺の成長を低下させる危険性があると言われています

大人への影響は、虚血性心疾患や脳卒中を引き起こすことがわかっています

他にもオーストラリアとニュージーランドの医師らは、今年4月に妊娠中の女性は大気汚染を極力避けなければいけないと言うことを発表しました

英国精神医学ジャーナルでは今年の8月に、大気汚染に高濃度でさらされていると心の病気が爆発的に増えることを発表しました

では日本はどうなのでしょうか?

2019年にWHOが発表した報告書によると、世界人口の96%以上が推奨値を上回る地域に住んでいると言うことです

当然ながら日本もこの中に含まれていると言うことです

化石燃料による排ガスを減らさなければ本当に大気汚染で多くの方が命を落とすと言うことです

我々の命に関わる問題だと言うことがあまり知られていません

WHOのテドロス・アダノム事務局長は「大気汚染は全ての国で健康に対する脅威となるが、最も深刻な影響を受けるのは低・中所得の国だ」と述べました

「苦痛を減らし命を救うため、全ての国と、環境を守るため闘う全ての人に対し、この指針の活用を求める」と訴えたんです

地球環境汚染問題は多岐に渡ります

気候変動(温暖化)の問題ばかりがメディアで取り上げられますが、他にも多くの問題を抱えています

海も大気も一つでつながっているのが地球です

日本が努力して頑張っても他の国が排出した大気汚染物質は日本に影響及ぼします

世界的にグローバルな視点で問題解決しなければならないのです

そんなことを今回のニュースを聞いて感じたのでブログに書きました

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