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マイクロプラスチックは海洋汚染から人体汚染へ

高知県民はとにかくお酒に強い!男性も女性もしこたま飲みます

高知市でブログを書いています株式会社 日向の鳥辺康則です

大量の化学物質が毎日作られています

人間は「創る」ことは得意ですが、作られた化学物質は残念ながら分解されて自然界に戻るものは少ないのです

代表的な化学物質がプラスチックです

何度かブログに書きましたが、今このプラスチックが海洋汚染の原因になり大問題になっています

細かくなったプラスチックは「マイクロプラスチック」と呼ばれて、さまざまな海洋生物に影響を与えています

しかし・・・

これは海洋汚染の問題だけではなく、人間の健康にも関わってきているんです(^◇^)

人間の糞からもマイクロプラスチックがでてきています


マイクロプラスチックとは、大きさ5ミリ以下の微小片で、海に流れでたプラスチックゴミが紫外線や波の力で細かく砕かれたものです

プラ製品の原料となる「レジンペレット」や歯磨き粉、洗顔剤に含まれる小さな粒スクラブ(研磨剤)の「マイクロビーズ」などがあります

人から魚介類へ、魚介類から人間へ・・・

恐怖の「負の食物連鎖」が始まったのです

特に日本の周辺海域を漂う海洋プラスチックは、北太平洋の16倍、世界の海の27倍と非常に多いのです

つまり、マイクロプラスチックのホットスポットだと言われています

マイクロプラスチックは一旦海に流出すると、魚や貝類の体に取り込まれます

それらの魚や貝類を日常人が口にしているのです

今回発表されたニュースはついに人間の糞からもマイクロプラスチックが検出されたと言うことです

今、マイクロプラスチックが重大な環境汚染として世界的に社会問題になっている事は間違いない事実です

今回この事実を発表したのが、オーストリア環境庁とウィーンの医学大の研究チームです

日本やイタリア、オランダ、ロシア、イギリスなど8カ国の33〜65歳の男女の便を調べたところ、全員の便にマイクロプラスチックが入っていたことが明らかになりました

多い人で一人当たり最大で9種類のマイクロプラスチックが検出されました

ポリプロピレンとポリエチレンテレフタレートが特に多かったと言うことです

健康への影響については現時点では不明だとされています

マイクロプラスチックは、PCBやダイオキシンなどの有害物質が付着しているため、人間の体内に取り込まれると大問題になると言う科学者も多くいます

最新の研究では、世界の食卓塩の9割以上にマイクロプラスチックが混入しており、アジアの汚染が最も深刻だと言われています

ゴミとして捨てられたレジ袋やペットボトル、ストローなどが海に流れ出て細くなり、それが魚が餌と一緒に取り込んで、人間がその魚を食する

最悪の負の食物連鎖がミクロの世界で進行しています

世界中で環境浄化が叫ばれる今・・・

真剣に環境問題のことを考えてみませんか?

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