「レジ袋有料化」は本当に素晴らしい決定だったのだろうか?
日本国内でレジ袋が有料化になって一年以上経ちました
そのことに対してある環境問題の団体で議論している場にたまたまいて様々な違和感を感じました
株式会社 日向の鳥辺康則です(^◇^)
それが最近巷で流行っている「論破」って言うやつなんです
個人的には大っ嫌いです
どんな議論の話だったかと言うと、レジ袋をなくしても環境問題は良くならない!です
世界では様々な取り組みでプラスチックをなくしていることが急速に高まっています
そんな中で出た議論の内容の一部を紹介します
「レジ袋は量的には膨大なプラスチック廃棄物のほんの一部でしかないから抜本的なプラスチック削減具体案をもっとするべき!」
レジ袋を禁止したらどんなことが想定されるのでしょうか?
① 紙袋の利用を増やす
② エコバックを持参する
③ 袋を使わなくなる
大体このどれかだと思います
そのことに対して「論破」しようとする人が出てきたのです
その内容の一部を紹介します
・そもそもエコバックといえどもポリエステル製であればそれはプラスチックだし全くエコじゃない
・レジ袋が減った代わりに、市販のゴミ捨てに使われるビニール袋がたくさん販売されている
イギリス環境省の様々な種類の袋を一回使用するごとの環境負荷の算出を例題にもあげてました
・レジ袋を1回として、紙袋なら3回、布のエコバックなら131回使用しなければ、レジ袋よりもエコにならない
・そもそも紙袋やエコバックはレジ袋よりも、製造工程に多くのエネルギーを消費炭素排出量が圧倒的に多い
・さらに重量もかさむので輸送に多くのエネルギーを必要として環境負荷が大きくなる
他にもたくさんの論理的説明が話し合われました
もうウザクなってその場から退出したかった位です
今日はレジ袋を削減しても環境問題が解決されるわけじゃないし、他の代用品も全体から見れば環境負荷がかかると行きたいのです
まさに今流行っている「論破」です
なんでそんなことで言い争いをしてマウント取りたがるのだろうか?
俺は凄いんだぞ〜と言わせたいのでしょう
レジ袋を削減したり禁止したりする事はとても良いことだと思っています
世界全体でプラスチックをなくしていこうと言う動きは加速するはずです
プラスチックを減らしたり、なくしていくと言う動きはとても大切なような気がします
ただしプラスチックが悪で、それ以外が善ではないと思っています
我々はプラスチックがあるおかげで様々な恩恵を受けていることも間違いありません
プラスチック反対運動してる人は、生活の中で100%プラスチックを使ってないわけでは無いのです
脱石炭火力発電を訴えている人は、平気で電気を使っています
人間は生まれた瞬間から環境に負荷をかけるのです
そのことを素直に認めて次世代の方向へ向かっていかなければいけません
環境に負荷をかけないプラスチックに代わる素材の開発だったり、プラスチックをゴミとして扱うのではなく好循環なリサイクルマテリアルとしての活用だったり、様々なことが考えられます
レジ袋で議論してる場合では無いのです
そして理論理屈をたくさん言って自分が正しいと言うことを主張しあっている場合では無いのです
そんなことをある会合に出て感じたのでブログに書きます
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