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品種改良によって本来の味や風味が変化していってるように感じます

先日お米屋さんと話をしていて気づいたことがあります

最近の米は品種改良が進み米産地の新潟や秋田でなくても、食味的においしいお米がたくさんできていると言われていました

株式会社 日向の鳥辺康則です

しかし昔の米みたいに、お米を炊いたときの独特の香りが本当に少なくなっているように感じます

炊き立ての米てものすごくいい香りがするんですよね

これはお米だけの話ではないんです

野菜の品質改良が進んで、どんどん「柔らかく」「クセがなく」、そして野菜によっては「甘く」という方向に向かっているのは、紛れもない事実です

それが「世間のニーズ」なのですが、その代わりに失われてきたのが「風味」と「栄養素」だと思っています

自体の栄養価は一昔前に比べて、減少しているといわれています

1960年代に比べると、「ほうれん草のビタミンC」は4分の1、「キャベツのビタミンC」も半分程度になっているという指摘もあり、大きく様変わりしています

品種改良によってより生産性の高い見た目の良い野菜ができるようになっていますが、野菜本来の旨味や栄養素が失われているようにも感じます

さらに今後ゲノム編集や遺伝子組み換えが加わってくると一体どうなるのでしょうか?

偶然の健康ブームで野菜を食べる食生活が定着するようになりました

コンビニでもたくさんのカット野菜や野菜関連の商品も売られています

しかし実際ドレッシングなしで食べてみると、ほとんど味がしないものが多いです

野菜を食べてるのかドレッシングを食べてるのか分かりません

そもそもコンビニのサラダやカット野菜は、「次亜塩素酸ナトリウム」を溶かしたプールで「洗っては移し」を繰り返し、最初は「200倍」、次に「500倍」「1000倍」「2000倍」などと徐々に濃度を低くして、何回かに分けて野菜を洗浄します

それは「次亜塩素酸ナトリウム」の残留を減らすことに加えて、「臭い」を残さないためです

その工程の中で多くのビタミンCが壊れて流出している事実もあります

そして一般的には生野菜には添加物を使っていけないというのがルールですが、市販のサラダにはたくさん使われています

先ほど述べた野菜を洗浄するものや殺菌するもの、シャキシャキ感をアップするものや切り口の変色防止剤などが使われています

これらすべては「加工助剤」と言う名目のため表示しなくても良いと言うことになってます

だからそれらの添加物が使われているかどうかを消費者は知る余地がありません

これを本当に野菜と言えるのでしょうか?

だから味もない旨味もない野菜をごまかすためにドレッシングが大量に売られています

昨今では、「ドレッシングをかけないと食べられない野菜、食べられない人」も増えているようです

「野菜を食べている」というより「ドレッシングを食べている」かのようにドレッシングをかけまくっている人をよく見かけます

「ドレッシングの濃い味」で食べれば、「素材の味」はごまかされてしまうからですね

これらドレッシングも大量の添加物が使われているのです

味覚がバカになってしまいますね

生産性の向上やきれいな野菜を作る目的のため様々な技術が採用されますが、本来野菜が持ってるエネルギーや栄養素がなくなってきていることが良いことなのでしょうか?

そんなことを少し考えさせられます

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