インドが世界で初めて湿球温度が生存可能な水準を上回る可能性
世界で最も人口の多い国になると見込まれているインドです
そのインドでインドでは1901年以来最も暑い2月となり多くの被害が出てることが発表されました
株式会社 日向の鳥辺康則です
さらに気温は上昇して摂氏50度に近づくと言われています
人間の生存の限界に近づいていると言うことです
人間の生存の限界は気温の温度だけでは決められません
人間にとって熱ストレスは気温と湿度が組み合わさって起きます
摂氏50度でもサハラ砂漠のように湿度が低いと人間は生きられます
しかしインドは気温の上昇とともに湿度も高い状態にあるのです
正確には、気温と相対湿度を組み合わせた「湿球温度」によって人体への熱ストレスを調べて限界値を発表してるのです
そして今年世界銀行が発表した報告書によると、インドは世界で初めて湿球温度が生存可能な水準の上限である温度を超える場所の一つになる可能性があると警告しました
ヤバイですよね
暑さだけで人が死んでいってしまうと言うことです
地球温暖化に無縁の国はないが、その中でもインドが「外れ値」となっているのです
農作物への広範な被害や長時間の停電を引き起こした昨年の記録的な熱波が再来するとの懸念が強まっています
インドでは貧困の差が激しくすべての人が冷房機器を使用できるわけではありません
特に子どもや高齢者や低所得者層への影響が大きいのです
また農業への大規模な打撃も回避できません
熱波が長期化すると広い地域で土壌が著しく乾燥します
大規模な干ばつによって農作物が打撃を受けます
さらにこの後やってくるモンスーンの時期です
大雨が極度の乾燥により水分を吸収しきれない土壌を直撃し局所的な洪水につながる可能性もあります
ロシアとクライナ情勢により小麦の価格が高騰していますが、小麦の輸出量世界3位のインドまで影響が出ると言うことです
熱波で高い気温が長期化すれば死者の増加につながる傾向がります
インドではここ数十年の急激な人口増加を受けてます
とてつもない人数の人間が死んでしまう可能性があるのです
これはほんとに他人事で良いのでしょうか?
日本に住んでいると世界で起きていることに関心がない方が多いです
しかし環境問題に対してはどんなに無関心でも無関係な方は一人もいません
我々を含め地球上で生きているすべての生物に関係しているのです
そんなことを思って今回はブログを書きました
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