エルニーニョ現象の影響は来年まで続く確率が80%だと発表されました
今年の猛暑に多大なる影響与えたスーパーエルニーニョです
しかし来年までこの影響は続くことがある程度わかったらしいのです
株式会社 日向の鳥辺康則です
米国の農務省の気象専門家予測によると北半球で2024年3─5月の春までエルニーニョ現象が発生する確率は80%との予想を示しました
エルニーニョ現象が発生すると太平洋の東部と中部海域の海面温度が上昇し山火事や熱帯低気圧・長引く干ばつなど異常気象が発生するということを示しています
オーストラリア気象局は先週、過去最も乾燥した9月に続き深刻な雨不足になった地域がさらに拡大したと報告しました
米気象予報機関ナショナル・ウェザー・サービス傘下の気象予報センター(CPC)は「エルニーニョ現象の勢力拡大はこの現象に関連した異常気象が発生する可能性を高めている」と指摘しました
また、世界気象機関(WMO)は気候変動で水循環のバランスが徐々に崩れていると指摘しました
海水温が異常に高い現象が続いていると言うことです
日本も例外では無いのです
映画ファインディングニモで有名な熱帯魚である「クマノミ」と言えば暖かい海の地域の生き物だと思っていました
しかし、今年の8月に北海道の石狩湾でその熱帯魚が発見されたのです
北海道ですよ
北海道で沖縄で見られる熱帯魚が発見される事は普通じゃありません
一体この先どうなるのでしょうか?
専門家によると次のようなことが発表されています
海水温の温暖化が広まっている現状を踏まえ、24年の世界気温は観測史上最も高くなる可能性があると幅広く信じられており、恐らく23年に目にしたものよりもさらに上昇するだろう
今年よりも、来年の方がさらに殺人的な猛暑がやってくるということがわかってるのです
海水温が高くなるとどんな現象が起こるのでしょうか?
まずはと集中豪雨の発生頻度が高まります
海水の温度が上がると水蒸気が頻繁に蒸発します
そして気温が上昇すると海水の蒸発も盛んになり、空気中に供給される水蒸気量が増えます
その結果、気温が上昇すると雨を降らせる雲は大きく発達し一度に降る雨もこれまでより激しくなると考えられています
集中豪雨が増えたかと思う一方で干ばつのリスクも高まります
春先に水を供給する山地などでの積雪が減少し同時に地下水の蒸発も進んでしまうためです
「集中豪雨でも雨が降るからいいじゃないか」と思われるかもしれないが、実は干ばつ対策として集中豪雨はあまり役に立たないのです
集中的に大量の雨が降ると、その雨水は地中に浸透する前に用水路や川に流れ出てしまい気温上昇で減少した地下水を補充することにはつながらないと考えられています
今年以上の猛暑が来年起きて、海水温が下がらない事態が起きているということです
その影響で、異常気象はさらに頻繁に拡大して世界を襲います
他人事だった人たちも、関心を持たざる得ない事態が来ます
環境問題が解決しない一番の原因は無関心です
誰かがやってくれるだろう
自分には関係ない
そんなふうに思ってる人が多いのです
でも、一人ひとりの命に関わることなのです
少なくとも異常気象が進めば食糧難が待っています
物価がさらに上昇し、食料が入手困難な事態にもなりかねないのです
これも全て自分たちがもたらした人災なんです
そんなことを今回の発表から感じたのでブログに書きます
一緒に環境浄化を広めてくれる仲間を募集してます
最後まで読んでくださってありがとうございます
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